宇都宮城を見に行ってきた(宇都宮城址公園)

こんにちは。山好き建築士です。

今回は、宇都宮城! その名の通り宇都宮市にある城です。

櫓2基(清明台、富士見櫓)が平成19年3月に復元されており、無料で見学することができます。ちなみに宇都宮城の歴史によると、戊辰戦争により焼失したそうです。

櫓は、伝統的構法により復元されているので、建築の勉強にもいいかもしれません。

 

□場所はこちら。周辺に公共駐車場があるので、車でも問題ありません。

こちらが、清明台です。

こちらが富士見櫓の中です。柱・梁が立派でした。

□在来工法と伝統的構法の違いについて

現在の建築基準法では、木造柱の規定は、令第43条の規定されており、第1項では横架材間の垂直距離は重量建物でも1/ 20以上あればよいとされています。
例えば横架材間の距離が350㎝であれば、柱径17.5㎝以上となりますが、この写真から見ても分かるように17.5㎝以上あります。

現代の住宅は、105㎜や120㎜の柱に筋交いを設置することにより耐震性を確保するのに対して、伝統的構法は柱梁が太く、木組みにより架構を構成し、なおかつ基礎石に柱を載せるだけなので変形性能を有することから免震的要素があるといわれており、近年では、建築基準法も見直されつつあるようです。(国交省では、伝統的構法に係る基準の合理化を実施)

そもそも、建築基準法における木造住宅は在来工法による仕様規定がメインであり、このことが国内の建築物の耐震性を向上させることに寄与したわけですが、仕様規定外となる伝統的構法は高度な構造計算を必要とするため、新たに建築するには手続きや施工上、高度な技術を要しています。

しかしながら、近年は木造普及に向けて国をあげて進めいるようなので、今後、木造普及の観点から、もしかしたら、高度な構造計算をせずとも建築することができる可能性はあるかもしれませんね。

□現代の建築基準法で城は建築できるの?

城を復元する場合は、文化財の指定を受けて建築基準法の適用を受けないのが一般的のようです。
それ以外の方法としては、建築基準法第38条に基づく大臣認定構造方法。または工作物(物見塔:基本的に人が立ち入らない)が考えられますが、通常、不特定多数が出入りするので、展示場等?になるので、大抵は耐火建築物の要求が生じるので難しいのかな・・・と思います。まぁ、復元以外で造る人はいないでしょう・・・

以上。ここまで読んで頂きありがとうございました٩( ‘ω’ )و