二級建築士製図試験を独学で合格しよう[令和元年度]

7月7日(日)は二級建築士学科試験日ですね!!
学科試験をクリアすれば、次は9月15日(日)の設計製図試験が待っています。

今年のお題はこちら。

夫婦で営む建築設計事務所を併設した住宅(木造2階建て)

学科試験の答え合わせをして合格ラインに達していれば、今日から製図試験の勉強を開始しましょう!!

ということで挨拶が遅れました。建築士のやまけんです^ ^

今回の記事では、独学にて製図試験を挑むポイントをお伝えします。

二級建築士の試験に関して独学の合格が可能であるとした記事はこちらからご覧いただけます。
※用意する道具について書いていますので独学者の方は参考にしてください。
▶️二級建築士は独学での合格が可能です。[勉強のコツ:学科編]
▶️二級建築士製図試験の勉強のコツと製図道具の揃え方[独学編]




令和元年度試験の課題のおさらい

製図試験については、事前に要求図書が示されています。

図書名 縮尺
1階平面図兼配置図 1/100
2階平面図 1/100
2階床伏図兼1階小屋伏図 1/100
立面図 1/100
断面図 1/100
部分詳細図(断面) 1/20
面積表
計画の要点等

(注)答案用紙には、1目盛が4.55ミリメートル(部分詳細図(断面)については10ミリメートル)の方眼が与えられている。

過去3カ年と異なる図書としては、「部分詳細図(断面)」ですね。
おそらく納まり関係が出題されるのでしょう。
その納まりとは、内装か外壁あたりが想定されますね。
とはいえ、あまり悩ます図書でもなさそうなので、ポイントしては平面図や立面図との整合を図るところかなと思われます。

話は戻り、まずは大手資格学院の図書を確認することをオススメします。
毎年、課題に対応したテキストを販売していますから、これを解かずして合格するのは至難の業です。
てか、これを解くことが合格への一番の近道です。

独学者が用意する図書

この2つを揃えたら、ひたすら書きましょう!!

その他にも準備しておくべき道具があるので、こちらの記事を参照してください。
▶️二級建築士製図試験の勉強のコツと製図道具の揃え方[独学編]

 

2019年度版 2級建築士試験設計製図課題集

 

 

2級建築士 設計製図試験課題対策集 2019年度版

この2つを解くことで間違いなく合格平均点まで実力がつくはずです。
でも、それだけだと落ちます。
独学者にとっては致命的になるので、次のポイントを踏まえて課題を解いてみてください。

また、過去の標準解答例についてはこちらのページに記載されているので参考にしてみてください。
▶️過去3年分の試験問題等 建築技術教育普及センターホームページ(外部リンク)

令和元年度製図試験のポイント

ここからは建築士としての個人的な見解から独学で挑むポイントをお伝えします。

独学者として合格するためにには、学校に通っていない人と比べると効率的に勉強することができないため、できるだけ空いた時間を製図試験勉強に投資しましょう!!

◆建物ボリューム
延べ面積は200㎡前後(住宅部分が130〜150㎡、建築士事務所部分が50㎡〜70㎡)ではないでしょうかね。
例年木造2階建ての場合は延べ面積が200㎡いかないくらいなので、だいたいこの前後がボリュームでしょう。
なお、第一種低層住居専用地域の場合には、住宅部分以外の面積は50㎡以下かつ、住宅部分は延べ面積の2分の1以上という条件がありますので留意しておいてください。

◆延焼のおそれのある範囲
耐火建築物、準耐火建築物とする要求はないでしょうが、準防火地域とする可能性は否定できなく、延焼の恐れのある範囲にある外壁の開口部の防火設備としなければならないため注意する必要があります。
※延焼のおそれのある範囲:隣地境界線(道路中心線・水路中心線)から1階部分は3m、2階部分は5m。
なお、防火設備ですが、窓ガラスの場合は鉄製枠網入りガラスにするか大臣認定品と記載します。
扉の場合は、防火設備大臣認定品と記載する方が無難です。

◆法22・23条(屋根不燃など)
市街地の場合には、建築基準法第22条区域に指定されている場合があります。
その場合、屋根材料は不燃材料とする必要があります。
その上で、延焼の恐れがある部分の外壁は防火構造とする必要があります。
だいたいの記載方法は外壁サイディングで内装は石膏ボードとしている例が多いですね。
これに関しては、あまり気にせず課題テキストに記載されている表記方法で記入するのがいいのかもしれません。

◆そのほか
建築士事務所は、特殊建築物ではないため避難規定は適用されないケースが多いです。
そのため、異種用途区画も必要ないですし、廊下幅の規定もないことから建築物の用途ごとの動線やゾーニングを明確にすれば特に問題がないように思われます。
その分、意匠性などの観点からの出題が出されるよな気もします。
例えば、外壁の意匠、天窓、建物形状など・・・

木造住宅を勉強するための書籍

建築知識2019年7月号では、「木造住宅、できるまで図鑑」です。
ちょうどよい機会なので1冊購入しておくと便利です。

建築知識2019年7月号

おわり

わたしのサイトでは、建築基準法について解説していますので、知りたい用語がある場合には検索してみてください。
それでは、9月の製図試験まで精一杯頑張ってください。
わたくしも影ながら応援しています^ ^