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【質問に回答】可愛い高校生から質問を頂いたので、まちづくりについて回答します。

こんにちは。やまけん(@yama_architect)です^ ^
YamakenBlogでは、建築や都市計画、不動産取引に関して業務に役立つ豆知識を発信しています♪

建築基準法や都市計画法といった都市づくりに欠かせない法律は、複雑かつ難解なので理解に苦しみますよね。そのような方のために、法律を上手に活用してビジネスや生活に活用してもらいたいと思ってつくったブログです。

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では、今回は、進路に悩んでいる高校生から相談を受けたので、同様に悩みを抱えている(これから抱える可能性がある)方に向けて書いていきますね(気合い入れてます♪笑)




質問は二つ

質問は二つです。

  1. 将来、地域コミュニティ、地域活性化などまちづくりに関わる仕事をしたい。まちづくり会社、建設会社、ディベロッパー、公務員など、どのような職に就けば、近い仕事ができるのか?
  2. まちづくりにおいて一級建築士などの資格を取るメリットは?また、まちづくりをする上で、取得しておくといい資格などは?

それでは一つずつ回答していきたいと思います。

はじめに一つ目の質問に答えていきます。

まちづくりの仕事

はじめにですが、将来、地域コミュニティや地域活性化などまちづくりに関わる仕事をしたいという思い自体が大好きです!!笑

というのもですね。

私みたいに建築や景観、都市計画などの側面からまちづくりに携わりたいという方、少なくなっているように思うんですよね。というよりも多角的な視点からまちづくりに携われる人が少なくなっていると思います。(だからこそ個人の力では不十分でチーム力が重要となるんですけどね。)

わたしの答えとしては、たった一つです。

最初の取り掛かりが一番重要でして『公務員』一択です。

その上で、建築職を選んで欲しいと思います。

前にも書いたことがあるのですが、都市は建築の集合体ですので『建築』がこの国の法律でどのような制限で建築できるのか知ることが大切なんです。

建築職として都市計画に携わることで、都市の全体像(マクロ)を経済的視点からみることができるようになり、都市における経済活動の動き(建築をはじめとする土地取引の動向)が手に取るようにわかっていきます。(都市全体を俯瞰できると、細部の部分(ミクロ単位)のまちづくりがやりやすくなります)

また、建築指導職に就くことで、建築確認や市民からの相談を直接受けることで、どういったことが都市の課題となっているのか分かると思います。

そして気付くと思うのです。建築行政は道路(土木)だってことです。
>>こちらに過去に書いた記事があるので、参考にしてみてください。

では、土木職ではダメなの?という意見をもらうこともあります。

土木職の経験がある私としては、建築的領域を勉強する機会があるのであれば土木職でも問題ないですが、建築的思考がないと、この地域でどういった用途の建物が建築できるの?といった単純な疑問や、都市政策おける課題は何かといった多角的な視点で物事を見ることができないんです。

だからこそ、建築職を選択して欲しいです。

加えて言うと、都市計画行政としてある程度のコントロールが可能な、市街化区域を設定している中核市以上の都市で経験されることをおすすめしたいです。

人口が少ない都市では、都市計画を専門とする職職が少な過ぎるのと、経済的なスケールメリットが低いです。

公務員を経験したのち、わたしのようにコンサルをやってもいいし、まちづくり会社を立ち上げてもいいし、ディベロッパーに勤めてもいいと思います。

大切なことは、まちづくりの根幹のツールである都市計画を行政側がコントロール下においていることに注目して、直接的に都市計画法に携わることにあります。

この国は法治国家ですので、法を制した人が勝ちです。笑

まちづくりに必要な資格は?

では、次に一級建築士などの資格を取るメリットや、まちづくりをする上で、取得しておくといい資格に対しての質問に答えていきます。

一級建築士や二級建築士を取得する意味としては、まちづくりを行う上で、地域住民からの信用を得るという点がとっても重要です。

それに、公務員として建築指導行政(行政でいうところの建築指導課)に携わると、建築基準法関連法規の7割近くはマスターできますので、建築指導行政と一緒に取得するのがおすすめです。

例えば、一級建築士と技術士(技術士を批判しているわけではないのですが、比較のため掲載)、どちらが地域住民にとって親しみやすいですかね??
おそらく建築士ですよね。この他にも、宅地建物取引士を持っていると、民法、宅建業法等の知識を得られますし、土地取引の専門家として、”稼ぐ”という視点が養われます。

この稼ぐと言う視点がまちづくりには大切でして、稼いでお金を生み出し、更にまちに投資することでまちに賑わいがつくられるようになります。稼ぐ視点が抜けて、”ボランティア”がメインになってしまうと、まちが疲弊する原因となります。

資格については、「業」としての独占的な資格であるかどうかが重要かなと思います。都市計画やまちづくり自体に直接関わる資格はなく、建築士が最も近く、建築や景観、都市デザインなどにおいても重宝される存在になると思います。

つまり、建築士と宅建は必要で、その他の国家資格(土地家屋調査士、技術士など)は、必要に応じて取得されるのがいいのなかと思います。ちなみに、簿記があると企業さんの経営状態を見る癖がついて、何かと重宝できます。

ということで以上となります。参考になりましたら幸いです。