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【茨城も三大都市圏の一部!?】意外と知られていない三大都市圏の一部を構成する茨城県

三大都市圏の一つである「東京圏(東京大都市地域)」に茨城県も入るよって話です。
また、東京圏と都市計画法との関係性をわかりやすく解説しています。

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東京圏(東京大都市地域)とは?

三大都市圏(東京圏、大阪圏、名古屋圏)の一つである、東京圏は、東京都23区を中心に、東京、埼玉、神奈川、千葉、茨城の一部で構成されています。

不動産関係者の方であればすでにご存じかもしれませんが、地価公示で示される東京圏とも関連します。

*補足:首都圏と混同しまいがちですが、首都圏は東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城、栃木、群馬、山梨をいいます。

また、後述する都市計画法(区域区分,開発行為)とも大きく関係します。

ここで関連記事の紹介です。
生産緑地地区とも関係する三大都市圏特定市やそもそもの三大都市圏について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

▶︎▶︎▶︎三大都市圏についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

では本題に戻ります。

東京圏を構成する茨城県の市及び町の数は10箇所あります。その10箇所は次の市及び町(常総市は一部の地域)をいいます。

東京圏の一部である茨城県内の市町

龍ケ崎市、常総市(旧水海道市)、取手市、牛久市、守谷市、坂東市、つくばみらい市、五霞町、境町、利根町

*近郊整備地帯→出典先:国土交通省(外部リンク)

位置的には次のようになります。ちょうど、利根川沿いに発展した地域です。

なお、常総市については、過去の市町村合併前の自治体の区域の一部である「旧水海道市」のみが、東京圏の範囲に含まれています。

こちらの画像データは、国土数値情報から東京圏(=既成市街地、近郊整備地帯)の範囲を示したものです。

いずれも、首都圏整備法でいう「近郊整備地帯」に含まれる茨城県の市及び町が東京圏となっています。

「近郊整備地帯」とは、23区や川崎、川口などの既成市街地の近郊のエリアで、計画的な市街地整備、加えて緑地保全の必要な区域等を国土交通大臣が指定するものとなります。

牛久市でみてみると、牛久の中心駅から東京駅までは約1時間、距離にして約60kmほど離れているエリアとなりますから結構範囲広くない!?と思った方いると思います。

東京圏の全域を見ていただくと、南は小田原市、北は羽生、東は富津市まで広がっているので、東京圏がいかに広域であることが分かりますから、むしろ、牛久市は東京に近い方であることが分かります。

ちなみに、国土交通省の統計によると東京圏の人口は2015年時点で約3,500万人、総人口の約3割が居住しており、世界一の都市圏(2位は、インドのデリ)だそうです。
予測では2035年には東京は2位のインドに抜かれるみたいです。それにしても東京一極集中はすごいですよね。
*出典:国土交通省(外部リンク)

では、本題に戻りまして、都市計画法との関係性を簡単かつ分かりやすく解説します。

区域区分・開発行為との関係性

はじめに、区域区分の指定です。区域区分を分かりやすく説明すると、市街化を促進する区域と抑制する区域のこと(市街化区域/市街化調整区域)をいいます。

この区域区分ですが、東京圏の一つである「近郊整備地帯」は都市計画法に基づき必ず指定しなければならないとされています。

理由としては、土地利用の誘導・規制(コントロール)を行わないで放置してしまうと無秩序に都市化が進んでしまい、自然環境や市街地の環境悪化が懸念されるためです。

それだけ宅地化が進んでいる地域ということ。

(区域区分)
第7条 都市計画区域について無秩序な市街化を防止し、計画的な市街化を図るため必要があるときは、都市計画に、市街化区域と市街化調整区域との区分を定めることができる。ただし、次に掲げる都市計画区域については、区域区分を定めるものとする。
 次に掲げる土地の区域の全部又は一部を含む都市計画区域
 首都圏整備法第2条第3項に規定する既成市街地又は同条第4項に規定する近郊整備地帯

都市計画法第7条第1項第一号イ(抜粋)

続いて、開発行為が必要な規模が一般的な市街化区域と異なります。

開発行為といって、宅地以外の土地を宅地化する際に、その面積が1,000㎡以上(市街化区域の場合)となると、都市計画法に基づき許可(技術的なルールが適用)が必要となります。

この開発許可が必要な規模が、近郊整備地帯(既成市街地を含む)の場合には、500㎡以上となります。

宅地を整備するにあたっての技術基準を適用させるための規模が異なり、より都市化が著しい地域(既成市街地・近郊整備地帯)では、細分化された質の低い宅地の造成を防ぐことなどを目的として、500㎡以上とされています。つまり、市街地化が進んでいてコントロールが必要な地域ということ。

まとめ

ということで、今回は、「茨城県の一部が東京圏(東京大都市地域)」に構成されているという話をしてきました。

首都圏や東京圏というと、東京・千葉・埼玉・神奈川のみをイメージしがちですが、実際の法的な考え方としては、東京圏(東京大都市地域)は東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城の一部地域をいいます。

よくニュースなどで「三大都市圏の地価が・・・」というと茨城県の一部も入っていることになりますね。

また、東京圏の地域の構成市町村は、茨城県の県都である水戸や隣接する土浦の都市圏の影響はあまり受けずに東京の影響を強く受けているエリアとなるため、都市計画自体も東京圏の一部として施策を行っているはずです。

ですので、行政区域としては、茨城県なの一部なのですが、常に東京を”見ている(属するコミュニティが東京より)”ということ。そうしないと経済的に合理的な行政運営もできないという点も重要ですね(←行政さん向けに書いています。)

それでは、こちらの記事が何かの役に立てば幸いです。

▶︎▶︎▶︎こちらの記事では首都圏について解説しています。あわせて学習したい方は是非、ご覧ください。

それではまたお会いしましょう〜!!