YamakenBlog 実務ツール|木造基礎
木造べた基礎のスラブ区画・配筋簡易判定
建物荷重を簡易推定し、入力配筋で成立する「短辺×長辺」のスラブ区画(立上り内法)を表示します。
木造軸組構法のべた基礎について、立上り基礎部で囲まれた底盤スラブ区画を455mm単位で逆算する簡易判定ツールです。四辺固定・四辺ピンの二方向スラブを検討し、住宅の場合は住宅用配筋表とも比較します。
このツールで分かること
告示第1347号への仕様適合と、瑕疵保険の配筋表を使える範囲は同じではありません。特に底盤厚さ120mmは告示の最低厚ですが、配筋表は150mm・200mmを対象とするため、限界スパンは別途構造計算が必要です。
人通口ありの場合は、スラブ区画が配筋表に適合していても条件付き判定です。人通口部分の基礎梁の曲げ・せん断耐力、開口補強、柱・耐力壁・ホールダウン金物との位置関係を別途確認してください。
D10・D16等を選んだ場合は、D13を前提とする配筋表を鉄筋断面積で換算した参考判定です。配筋表への直接適合ではないため、ひび割れ、定着、重ね継手、かぶり等を含めて別途確認してください。
Fc24を選ぶと、実計算ではコンクリートの許容圧縮応力度と許容引張・せん断応力度が上がります。特にD16など鉄筋量が多く、コンクリート側で耐力が決まる条件では限界区画が変わる場合があります。ただし、住宅用配筋表の収録寸法はFc24を理由に広げず、表と実計算の双方を満たす範囲を表示します。
外壁仕様と荷重補正の考え方
金属系サイディングは一般に窯業系サイディングより軽量です。本ツールの簡易仮定では、床面積当たりの外壁荷重を金属系0.35kN/㎡、窯業系0.46kN/㎡、モルタル0.68kN/㎡として区別しています。住宅用配筋表との比較では、金属系・窯業系はいずれも「軽い住宅」側です。
簡易計算では、常時(長期)の鉛直荷重を基本に、四辺ピンの中央正曲げと四辺固定の端部負曲げを方向別に計算し、最大応力を採用します。積雪条件を選択した場合は、一般区域では入力した積雪荷重による短期ケース、多雪区域では0.7Sを加えた長期ケースとSを加えた短期ケースも検定します。短辺と長辺は独立した上限ではなく、一組の区画寸法として判定します。地震力・風圧力による偏心地盤反力、基礎全体の転倒、立上り・基礎梁の応力は対象外です。










