ナスル朝が残した「赤い城」ーアルハンブラ宮殿(イスラム建築)

こんにちは。山好き建築士です。

今回は、イスラム建築では「タージ・マハール」と同じくらい有名な「アルハンブラ宮殿」の紹介です!!

場所はここ!! イベリア半島アンダルシア地方(スペイン)です。

一度は、聞いたことがあるでしょうイベリア半島のアンダルシアという言葉

世界史によると、イベリア半島は、711年にイスラム教が制圧し、西洋でありながら独自の文化を展開させた、とても珍しい地域です。

特にアルハンブラ宮殿がある、「グラナダ」は、1492年に陥落するまで、約8世紀にも渡ってイスラム都市として君臨していたのです!!

約8世紀ですよ! 私たちが住む日本が確立された明治維新から150年しか経っていないのに・・・8世紀も君臨していたのです。

だからこそ、この素晴らしい建築が残ったんですね

建築されたのは、スペイン最後のイスラム王朝であるナスル朝(1230年ー1492年)の時代です。
世界史の授業で聞いたことがあるでしょう”レコンキスタ”により、グラナダは陥落して、イスラム教はイベリア半島から追われてしまいますが、このアルハンブラ宮殿はちゃんと残されました。

陥落したグラナダから去るとき、アルハンブラ宮殿が美しく夕焼け照らされる様をみて、さぞ、哀しかったでしょうね・・・

話は戻り、この宮殿、もちろん外観や建築物自体も良いですが、見どころとしては、「パティオ」にあります。

パティオとは、「中庭」のことですが、ただの中庭ではありません、噴水、植栽、色鮮やかな床タイル、大理石の列柱、それを囲む回廊イスラム建築の素晴らしい装飾美が結集された空間です。

おそらく、日本国内の建築でも、パティオを参考にした建築がいくつもあるのではないかと思います。パティオは、夏季に日除けと風通しの良い涼しい空間を確保するために設けられたようです。

大理石の柱と、このアラベスク模様の透かし彫り、素晴らしいにつきます。

それでもって、アルハンブラ宮殿獅子のパティオです。

アルハンブラ=赤い城 という意味だそうです。

スペインといえば、アントニオ・ガウディのサグラダ・ファミリア聖堂やカサ・ミラなどに目が向いてしまいますが、グラナダのアルハンブラ宮殿も必見です٩( ‘ω’ )و
※写真はPixabayのフリー写真を使っています。