こんにちは。やまけんです!!
福島県の南会津地方にある「大内宿」は、文化庁から「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、江戸時代から続く宿場町としての景観が色濃く残っている集落です。
この「重要伝統的建造物群保存地区」において、指定種別が”宿場町”となっているのは、この大内宿の他には長野の奈良井宿や妻籠宿などがありますので、気になる方は「文化庁 重要伝統的建造物群保存地区」でインターネット検索してみてください。
この制度自体は昭和50年にできた制度なので、今や副次的に観光産業のためのものと囚われやすいですが、当時は純粋に歴史的な街並みなどを残そうとした住民の思いが形になったものだと思われます。
建築基準法において規定する建築協定では、制限する内容に限界がありますから、文化財的な視点が重要だったのでしょう。保存を主軸においているか、保存のための制限なのかでは目に見える成果がどんな形になるか違ってきますよね。
大内宿も同様に指定までには様々な歴史を辿って今日に至っているようです。
そのため、江戸時代の農家住宅が現存できているのでしょう。
タイトルにあるとおり、今回の本題は建築物ですが、それぞれの店内に入ったら見て欲しいものがあります。それは「柱」と「梁」の大きさです。
現代の住宅とは違って、柱や梁が倍以上に大きいことが分かると思います。
昔は柱と梁だけで住宅を支えていると考えてください。
現代はスリム化した柱と梁に筋交いを入れることで剛性を高めているので、細いものでも住宅を支えることができるようになっているんです。
子どもに何であんなに太いのって聞かれたら、ちゃんと理由を言ってあげてください。笑
そして、建築物以外のオススメは、もちろん蕎麦です。
大内宿では、ほとんどの店で高遠蕎麦を食べることができます。
蕎麦では三澤屋が有名ですが、大内宿内で蕎麦を提供している店は、全てうまいです。おそらく水が関係しているのかなと思われます。とにかく水がうまいです、そして綺麗です。
写真は、浅沼食堂の蕎麦です。
浅沼食堂は若干高台にあるので、大内宿の街並みを見渡すことでききます。
蕎麦っていくらでも食べられるんですよね。
二人以上で大内宿に行くなら、全店制覇してもいいと思います。笑
全店制覇するなかで、それぞれの建築物を見て歩くと面白いですよ♪
ここ(下郷町)から少し北に進むと会津若松市に行けるようです。
東京からの日帰りだと時間的にきついかな・・・と思われます。
泊まりであれば、鶴ケ城をはじめとする観光施設が多くあるのと更に北に進めば喜多方です。
喜多方といえばラーメンですよね。
写真は喜多方の坂内食堂です。
最後は喜多方らーめんになってしまいましたが、最後までご覧頂きありがとうございました!!