子供部屋の設計時に留意すべき点とおすすめ家具

タイトル写真は、”芝”と”テーブル”がある休日の庭をイメージしています。

タイトルにおすすめ家具と書きましたが、私自身、10年以上カリモク家具を使用しているファンの一人ですww//

こんにちは!!建築士のやまけんです。

家具には、それぞれ特徴があって、好みかどうかは人によって異なると思いますが、共通して言えることは、「リラックス」できるかどうかだと思います。

また、数年使用して捨ててしまうのではなくて、何年も使用することで味が出て、飽きが来ないデザインと、何よりも使いやすいさも求めるところではないでしょうか。

おそらく、カリモク家具を使っている人には分かると思いますが、「安らぐ」んですよねー。

本当にリラックスできます。

ですので、建築士としても、カリモク家具さんをおすすめしています。

現在、戸建住宅やマンションの購入を検討していて、予算的に余裕があれば、一度、カリモク家具さんの家具を見学に行ってはいかがでしょうか(^^)

▶︎カリモク家具公式ホームページ(外部リンク)

では、この続きで、まずは子供部屋におすすめの家具をご覧ください。

子供部屋におすすめの家具

 

【カリモク正規品】 ノバリエ by karimoku ランドセルラック オープンシェルフ ピュアオーク S371DHMEG【amazon限定ブランド】」

何がいいかというと、シンプルだからです。

最近では、学習机では勉強せずに、ダイニングテーブルで勉強する子供が増えていると聞きますが、学習机を購入しないことで、子供部屋は寝る部屋・ゲームなどの遊ぶ部屋だけにすることが可能となるので、遊びと勉強を一緒の空間にする必要がなくなるメリットがあります。

とはいえ、子供部屋に収納だけは必要となりますよね。特に小学生の間は、ランドセルや図工、絵画道具などが必要になるので、、、これが結構、部屋を小さくさせる、かさ張る要因になります。

その際には、家具はシンプルなもの選択することが最良です。

何故かというと、いろんな物が置かれる空間にシンプルではない家具を設置すると、さらにごちゃごちゃ感が増します。

これって、意外とわかっている人は少なくて、家具を自分の好みだけで選択すると失敗する場合が本当に多いです。

普段から綺麗好きで整理整頓が得意な人には、シンプルではない家具でもいいんですが、あまり片付けが得意ではない人には、絶対におすすめしません。

それに部屋の中がごちゃごちゃに見えると、眼にいろんな情報が入って疲れる原因になります。結局は、集中力が落ちて、子供部屋が落ち着かなくなります。(←多くの人が経験しているはず。笑)

ですので、家具はシンプルが一番です。

ちなみに、カリモク家具さんでは、Amazon限定ブランドを展開していますので、Amzaonで「カリモク家具」を検索してみてください。

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子供部屋を設計する際の留意点

これから注文住宅の建築を考えている方の参考なると思いますので、今回は一つ紹介します。

子供部屋に行くのにリビング階段を通る必要がある

 

[何が問題になるか]

家族間でのコミュニケーションを円滑にするために、子供部屋に行くのに、リビングを通るように設計するのでしょうが、リビング階段は住宅の温熱環境を悪化させる要因になります。

理由は熱が上に逃げるためです。

熱だけならいいものの、場合によっては、調理の匂いも2階以上の部分にリビング階段を通って上るので、2階以上の部分の部屋に匂いや熱がこもりがちになります。

 

今や共働き家族が多いでしょうから、子供が先に帰ってくるのが普通です。

ですので、リビング階段を設置することにより、家族のコミュニケーションを必ず取れるかというとそうではありません。

玄関から子供部屋までの動線を考慮すれば、家族のコミュニケーションを取る機会は増えますが、その分、デメリットもあることを認識しておく必要があります。

 

ちなみに、玄関から階段を通って、子供部屋に行ける子供たち全員がグレるわけではないですよね。

要は、建築の室配置の関係と子供がグレる要因は不明です。
結局は、家族の問題であるということ、建築は家族のコミュニケーションが増すように少しだけお手伝いをしているだけです。まぁ、それが重要なんですけどね。^^

[代替案:子供とのコミュニケーションを重視したい]

代替案としては、子ども部屋を1階にすることです。
特に、リビングを通らないと子ども部屋に行くことができない動線にすると最適です。

それから、子ども部屋は収納と寝る部屋だけにします。(6畳=10㎡もいりません、4〜5畳程度で十分)
勉強は、大きめのダイニングテーブルでするか、リンビングに併設して小規模なスタディ(勉強)空間(本棚やPC設置場所と兼用)を設置します。

そうすると、子どもは常にリビング空間で滞在することになるので、家族が子供の変化を常に把握すること可能になります。

これは、中学生まではいいかもしれませんが、高校生や大学生になってからは、少し親との距離を離した方がいい場合もあるので、子供の成長に合わせて部屋を入れ換えてあげることが大切です。

 

子供が一人で考えたいときは、シンプルな部屋か、リビングと少しだけ隔離されたスタディ(勉強)空間にいることが可能です。

 

それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました!!

(タイトル写真:470906によるPixabayからの画像)






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YamaKen都市計画(まちづくり)を通じて都市を美しくしたい人
【資格】1級建築士、建築基準適合判定資格者、宅建士など 【実績・現在】元役人:建築・都市計画・公共交通行政などを10年以上経験 / 現在は、まちづくり会社を運営:建築法規・都市計画コンサル,事業所の立地検討,住宅設計など