仙台市の都心再構築の取り組みがすごい(都市の魅力アップに向けた本気度が桁違い)

こんにちは!!建築士のやまけんです^ ^

これらか地方では人口減少が急速に進んで、若い人たちが少なく高齢者だらけの街になってしまう。
暗い街並みがイメージできて嫌な感じですよね。
そんな中、この状況を打開するために、仙台市では大きく動き出したようです。

その名も「せんだい都心再構築プロジェクト」です。
詳細は仙台市のホームページに掲載していますが、この文章を読んだだけでは分かりずらいので、ポイントをまとめてみました。




プロジェクトのイメージ

都心の将来イメージとしての次の3つに着目
○働く場所
○楽しむ場所
○杜の都の個性

多彩な魅力をちりばめた都心の姿(イメージ)を作成
○高度な都市機能の集積
○新しい賑わいを生むゆとりのある空間
○高い防災力
○緑に包まれた美しい環境など


※出典:仙台市ホームページ(https://www.city.sendai.jp/sesakukoho/gaiyo/shichoshitsu/kaiken/2019/07/16toshin1.html

目的

仙台市では、復興需要の縮小に伴います地域経済への影響や、また都心における建築物の老朽化といった問題が顕在化しておりまして、経済活動や交流の中心的な舞台となる都心の機能強化が大きな課題となっております。
*出典:仙台市公式ホームページ

「都心の機能強化」が最大の目的であることが分かります。
なお、プロジェクト期間は、2030年としているようです。

具体的な取り組み内容

市長の記者会見から次の取り組みが考えられているようです。
その上で、100億円を超える支援額を想定しているとのこと。

○老朽建築物の建て替えの促進
○企業誘致の受け皿となる高機能オフィスの整備への助成制度の創設
○容積率の緩和(最大2倍)
○市街地再開発事業の補助率を3分の1から3分の2に引き上げ、並びに補助の上限額を拡充
○附置義務駐車台数の大幅な緩和
○都市再生緊急整備地域(都市再生特別措置法)の拡大

これらが進むのであれば、都心の魅力は大きく向上するでしょうね。
だって、100億円ですよ・・・周辺の弱小都市では出せる額じゃないですし、中核市でも無理でしょう。
エンジェル投資家くらいしかできないでしょうね・・・

ぶち抜く力とはこの事かも、てか、仙台市クラスの規模であれば、年間の土木費が630億円程度(平成31年度)なので、10年で100億円程度くらいの投資は余裕な気がします。
それで、将来、数倍以上でリターン可能性があるなら優良事業でしょ。

特に、老朽化建築物の建て替えを促進して、高機能オフィス(おそらく、免震、制振、セキリュティ、環境負荷軽減、ICT活用など)が立地するのであれば、仙台市ほどの体力がある都市なら、間違いなく悩まず進出するでしょうね。

魅力高すぎて、周辺都市は衰退していきそうですね・・・
競争社会なので当然の原理ですし、合理性の高い都市が構築されるのであれば私は賛成です。

人口減少社会においては、以下に他都市との差別化を図ったところが勝ち残るということですよね。
いかに他都市には無い魅力を高めていく。これしか魅力向上方法は無いのかも。
仙台市だって、体力がずっと続くわけでは無いでしょうから、約10年の短期間に100億円を超える投資を行って、その何倍ものリターンを将来得ようとする考えでしょう。
絶対に間違えていないですね!!正しい方向だと思います。

東北地方の指定都市は仙台市だけで、他の県庁所在地は中核市程度ですから、仙台市以外の都市(特に中核市)の方々は頑張らないと仙台の一人勝ちになりそうな予感です。

それでは、今回はこれでさよならしまーす。
最後までご覧いただきありがとうございました。