福島県には、国宝白水阿弥陀堂(願成寺)という貴重な資源があった。

先日、福島県内観光で国宝白水阿弥陀堂をみてきました!!

こんにちは。建築士のやまけんです。^ ^

いや〜、実に質素です。
質素と言ったら怒られてしまいそうですが、実に質素かつ静かな建築物でした。
都会の謙遜を忘れるには最高の場所かもしれないですね。

国宝白水阿弥陀堂とは?

・建築年:1160年(平安時代末期)
・建築場所:福島県いわき市内郷地区(最寄駅JR内郷駅)
・建築主:徳姫
※徳姫:岩城則道(主に戦国時代、いわき地方を収めた武士)の妻(平安時代後期の奥州藤原氏である藤原清衡の娘)によって建立。
・建築物の特徴:阿弥陀堂形式(右回りで本尊をめぐる常行が可能)で一間四面堂
※1間:約1.82m(建築当時は、必ずしも1間とはなっていないのが特徴・・・)

阿弥陀堂以外にも浄土庭園を備えており、この当時の仏教建築物を知ることができる、「中尊寺金色堂」、「三千院往生極楽院本堂」、「富貴寺大堂」と並んで後世に残すべき財産だと思います。
まぁ、約860年はもったので、これからも大丈夫でしょー

建築物としては、めっちゃ貴重です。
約800年前の建築物が現存している(しかも木造)って本当にすごいことなんですよ。
木造住宅が50年がいいとこ限界なので、メンテナンスをしっかりやってきたんでしょうね。
木造はとにかくメンテナンスが重要なので、ここまで維持してきたお寺の関係者はすごいです。

見る価値ありです。

阿弥陀堂が持っている歴史を肌に感じるだけでも、ここまできて良かったなと感じさせてくれます。
おそらくそう思わせるのは、観光地化されていないため、現代的な要素を一切排除していることが理由なのかもと思いました。
純粋に、昔から”ここ”にあったんだなと思わせてくれる建築物ですね。

アクセス関係

とにかく、公共交通(バス)のアクセスが最悪で、1日片道10本程度しかありません。
ですので、基本的に、自家用車以外ありえません・・・ 国宝建造物を見たいのに、公共交通が利用しにくいってどうかしてるよ・・・、まぁそれだけ来訪者が少ないのかもしれません。
なお、拝観料は一人500円(大人)となります。


この場所ですが、調べてみると、市街化調整区域のようなので、このお堂以外に来訪者のためのサービスだったり飲食・物販といった施設の建築が不可能なため、このような状況なのでしょう。
とはいえ、ないと寂しい気持ちになりますね。

グッズとか売っていたら購入しちゃいそうだけど・・・
例外的に建築していくのであれば、景観的な視点で規制と誘導は必須でしょうけどね。
極楽浄土の庭園と阿弥陀堂の雰囲気が台無しになったら、価値が下がってしまいそうですしね。
でも、グッズを売ってたり飲食ブースがあれば非常に嬉しい。

ちなみに、話は変わりますが、この周辺は昔は常磐炭鉱といって、石炭が多く取れた場所らしいです。
炭鉱跡が残っていて、ちょっとだけタイムスリップした気分になります。
また、温泉も湧いており、近隣には、いわき湯本温泉だったり、スパリゾートハワイアンズが立地しております。

現状では、家族でスパリゾートハワイアンズに出かけて、ついでにちょっと寄るくらいの感じでしょうか。

特に建築に興味がある方は見ていた方が良いかもしれません。
単純木造建築物で質素だけど味わい深さを知るには、ここしかないでしょう。
てか、東日本で見ても、白水阿弥陀堂は貴重のようなので、茨城まで足を伸ばしたら、ちょっとその先なので「いわき市」へいってみましょう。
ただ、いわき市も広かったです・・・笑

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。