地方の中心市街地は駐車場だらけ、それは経済的な合理性が理由・・・

地方に行くと、駅前は駐車場だらけ。
月極駐車場とコインパーキングがあちこちに点在している。

そんなに駐車場は必要なのだろうかと疑問に思ってしまう方は多いんじゃないでしょうか。

本来、中心市街地では、土地の適切な高度利用が行われ、賃貸ビルやマンションが多く立地している状況をイメージするのではないでしょうか。

しかしながら、現実にはそうなっていない。

政令指定都市を除く地方の駅前は、賃貸床をつくっても採算性が低いことを理由に賃貸床はあまり供給されず、青空駐車場となってしまっている現状があります。

まぁ、良くてもマンション用地くらいですね。

その理由は、青空駐車場が経済的な合理性に優れているからです。

とういうことで、今回は青空駐車場と+αの話です。

こんにちは!YAMAKEN(やまけん)です。

それでは、一個人が勝手に言っている戯言ですので、気軽な気持ちで読んでください。




中心市街地で青空駐車場が選ばれる理由

☑️人口減少により中心市街地の地価上昇が見込めない現代において、賃貸床を供給しても借り手が少ない状況を個人事業主が背負うにはリスクが大きく、事業に踏み切れない。
☑️青空駐車場は、初期投資費用が低く、換金性の高い更地に近い状態のため、事業リスクが非常に小さい。
☑️中心市街地の青空駐車場は、収益は比較的大きくないものの、収益の安定性という面はメリットが大きい。

そうだよなーって思いませんか?

だって、低リスクを望みませんか?
一部の方を除いて、ハイリスクハイリターンは恐怖ですよね。笑

だから青空駐車場が選ばれるのです。

実際、中心市街地における青空駐車場問題は論文や課題提起が多く発表されているので、気になる方は、「駅前駐車場 論文」などで検索してみてください。

中心市街地は青空駐車場だけでいいの?

本来、中心市街地は、商業用のオフィスビルなどの賃貸床が多いことが理想ですよね?
ちなみに、青空駐車場の割合がスポンジ状に多く発生していることが課題なだけで、青空駐車場自体を否定しているわけではないです。

だって、一定数以上はあった方が便利ですよね。
もちろん、機械式駐車場や立体駐車場でもいいと思いますけどね。

では話は戻り、賃貸床が多いことが理想であるということについてです。

その方が、人が多く来訪するし、歩いている人が多いだけで賑わいがつくり出されます。
それによって、オフィスで働く方を対象にした店舗や飲食店、保育所などの都市機能が多く立地することで、相乗効果によりさらに多くの施設が立地することで好循環がうまれ、さらに中心市街地が賑わいます。

理想なんですけどね。笑

だからといって、今後の人口減少下において、土地所有者に対して、賃貸床を供給してくださいと、例えば、青空駐車場に対する税負担を増加させるなどの対応を取るのはナンセンスですよね。

市場原理から乖離もしくは逸脱した施策は必ず失敗するのが通例です。

とはいえ、どうすればいいのか。

中心市街地で青空駐車場だらけにしないためにできること

やはり、官民連携による施策を地道に行なっていくしかないと思います。
一発逆転の方法は、GAFAの支社が立地するくらいでしょうか・・・ありえませんが笑

おふざけは終わりまして、、、
「夏祭り」の時、どこからこんなに人がいっぱいいるんだってくらい中心市街地に来訪する人で溢れている場合ってありません?

あの状態がつくり出せるということは、原理的には賑わいを生み出すことは可能であるということです。

でも、確実な方法は分からない。
そう、私にも分かりませんし、正解は一つではないので、そこが一番難しいのです。
ですから、繰り返しですが、地道に何度も失敗しながら中心市街地での賑わい創出策を実施していくしかないと思います。

これは私の想像ですが「行動」するプレイヤーと不動産所有者をマッチングさせる役割を担う組織とが一体的に、かつ組織体に資金を供給するシステムがあれば、中心市街地の空き店舗のリノベーションや青空駐車場の賃貸床への転換なども考えられるのかなと思うところです。
ようは、エリアマネジメントの視点から街を経営できる組織・人材が必要ということだと思います。

それから、コンパクトシティによって、中心市街地への公共投資を行いながら、大型の民間投資を誘発していくことも考えられます。

しかしながら、ここの都市が成功した例だというのは存在していない状況です。

そもそも何を持って成功するのかが不明ですけどね。笑

つまり、繰り返しになりますが、それだけ、中心市街地の再生は難しい課題であるということです。

理想では、中心市街地は賑わっている方がいいけど、経済的な合理性を踏まえれば、郊外の店舗やオフィスの方が自家用車で簡単にアクセスしやすいからどうしてもそういったライフスタイルになってしまいます。

とはいえ、こういったライフスタイルはある程度必要であると認めつつも、都市での生産活動や日常生活を行う上では、非効率ですので、中心市街地の賑わいを創出する取り組みは必須であると考えられます。

最後に

今後、自動運転の発展次第では、都市をどのように運営していくか変化していく可能性はあるものの、人が歩かない状況というのは、やはりどこか違和感がありますから、人が歩いて賑わいを生み出される中心市街地の再生というのは、今後も都市づくりにおいて取り組むべき重要なポイントであると思います。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

最後は余談みたいになってしまいましたが、今回の記事に伝えたかったのは、地方の中心市街地における青空駐車場は経済合理性から当然生じてしまうものということです。

では、また〜♪