国内主要都市72都市の特性評価が今年(2019)も発表されました!

こんにちは!YAMAKEN(やまけん)です。

ご存知ない方もいるかと思います。

昨年からになりますが、一般財団法人森記念財団都市戦略研究所より全国の主要都市を対象とした「日本の都市特性評価」が発表されており、2019年版が今月10日に発表されました。

全国の主要都市72都市※1と東京23区を調査対象としたものでして、都市を構成する分野を6つ(経済・ビジネス、研究・開発、文化・交流、生活・居住、環境、交通・アクセス)設定し、統計データなどを用いて客観的に特性評価を行なっており、視覚的な指標(レーダーチャート)を含めながら、一般の方でも理解しやすいよう分かり易くまとめられているものです。

※1:指定都市、県庁所在地、人口20万人以上の都市(昼夜間比率が0.9(3大都市圏では1.0)以上)




注目すべき特徴

2018年に続いて2019年も合計スコアが1位だったのは京都市でした。

そして、2位が福岡市、3位が大阪市、4位が横浜市、5位が名古屋市と、国内の主要都市が並んでいます。

なんとなーく都市としての経済力や住みやすさを感覚的に分かっていれば、イメージできそうな順位だとは思います。

しかしながら、特性評価の注目すべき点はそこだけではありません。

これから訪れる急速な人口減少や超高齢社会を踏まえた上で、これから私達が都市の中で生活する上で、何が重要となってくるのか。

その答えの一つは、仕事と暮らし易さ だと私は考えています。

もちろん、他にも自然環境や教育・文化、交通などもありますが、都市で生活する上では、この2つの要素は非常に重要だと考えています。

○ 1つ目は、仕事(経済・ビジネス)です。

仕事については、生きる上では必須の項目の一つですよね。

日本働かないと衣食住を行うことができないシステムになっていますから、高い給料や働きやすい環境、働く場所の多さは日常生活を営む上で大切なポイントとなりますし、これらの要素は、都市として今後も発展していくかどうかを見極めるところでもあります。

○ 2つ目は、暮らし(生活・居住)です。

居住については、暮らし易さという視点で考えてもらえればいいと思います。

医療の充実や育児のし易さ、良好な居住環境、高い所得といった面は、良ければ良いほど日常生活における不安が少なくなりストレスなく暮らしていくことができることを表しています。

この「経済・ビジネス」と「生活・居住」という点は、今後の人口減少や超高齢社会において、どの都市で生活を営むのかという観点からすると、とても大切です。

当然、首都圏や大都市は、これら2つの要素が充実しているので首都圏と大都市で生活すれば、ある程度豊かな生活を送ることが可能です。

しかしながら、首都圏や政令指定都市じゃなくて、地方で暮らしたいと考えている方もいるでしょう。
そこで、今回の特性評価から、「経済・ビジネス」と「生活・居住」という点で上位に位置している地方都市はどこなのか確認してみました。

順位 経済・ビジネス 生活・居住
1位 豊田市 豊田市
2位 岐阜市 松本市
3位 岡山市 長野市
4位 福山市 前橋市
5位 松本市 山形市

1位である豊田市は、企業城下町として有名ですよね。
当然、市の財政状況は豊かでしょうし、経済活動も活発に行われている結果だと考えられます。

その他では岐阜市、長野市、前橋市が上位に位置しています。

それ以外についてみると、上位5都市の中で、2つの要素を兼ね備えている都市があります。

それが「松本市」です。

松本市は、合計スコアでも上位10位に位置しています。

松本市は長野県内で長野市に次ぐ第2位の都市(人口約24万人)で、新幹線が通ってないため、交通アクセスに多少不便ではあるものの、城下町として発展してきただけあって、ある程度コンパクトにまとまっているところですし、特性評価の概要版にもあるとおり、平均寿命・健康寿命や医師の多さなどの点で評価が高く、高齢者就業率も高いようです。

また、アルプス山脈が近く、海が無いことを除けば自然環境に優れているところでもあります。

豊田市はイレギュラーとして、地方都市で仕事と暮らし易さを求めるのであれば、「松本市」が統計データ的には優れているという結果が出ています。

ということで、今回の記事の結論としては、今後、移住先を検討しているのであれば、「松本市」を候補地として検討してみてはどうでしょうか。

私は松本市出身ではないですが、山登りをするので、松本市には何回かお邪魔しています。
気候も良いし、食も美味しく、とても良い場所ですよ。

数値は嘘をつきませんから、「松本市」は都市として発展する可能性を秘めているかもしれませんよ〜笑

なお、この特性評価では人口が10万〜20万未満都市は評価の対象とされていません。
この中でも暮らしやすい都市はいくつかあると思いますので、機会があれば、このブログでも紹介していきたいと思います。

終わりに

松本市に関しては、自然環境が豊かであることと、適度に都市化されていること、また、都市のシンボルとなっている松本城も有していますから、一度は暮らしてみたいですよね。
現に移住者もそれなりにいるらしく、「松本市 移住」と検索すると、移住された方のブログを見ることができますので、興味がある方は是非ご覧ください。

それでは、今回は以上となります。

※「日本の都市特性評価2019」の概要版は「一般財団法人森記念財団都市戦略研究所」の公式ホームページで閲覧することができます。

ちなみに2018年版はAmazonから購入することができますので興味がある方はこちらのリンクからどうぞ。

日本の都市特性評価 (JPC) DATABOOK 2018