『西宮市立地適正化計画』を知る・学ぶ[勝手に評価]

全国のコンパクトシティ政策を勝手に分かりやすく伝えるシリーズをこれからやってみたいと思います。
ということで、第1段は中核市の『西宮市』です!

西宮市民の方々、タイトルを見て気になった方、是非ご覧ください。

ということで、この記事は”やまけん”が親切・丁寧にお伝えします。笑

それでは、はじめに西宮市の概要です。




西宮市とは

 

兵庫県にある人口約50万都市です。

  • 夜間人口:487,850人
  • 昼間人口:439,258人
  • DID人口:451,352人
  • 将来人口(2035年):467,007人
  • 人口密度:48.8(人/ha)
  • 都市計画区域内人口:487,900人
    ※出典:国土交通省都市モニタリングシート

この状況だけでも分かると思いますが、指定都市に負けない大都市です。

兵庫県自体が神戸市を中心に姫路市、尼崎市、加古川市などの人口規模の大きい都市を有していますから、尼崎市に隣接する西宮市も当然といえば当然なのですが、それにしても将来推計人口が減らない!!

これは他の地方都市としては羨ましい限りだと思いますねー。

というか、宝塚と尼崎と伊丹併せて指定都市になった方が効率的な行政運営ができると思うのは気のせいだろうか・・・まぁ所得も高い層が多く住んでいるし財政的にも健全そうだからする必要がないのかもしれませんね。

では、立地適正化計画をみていきます!

西宮市立地適正化計画

まず表紙。表紙なんて計画自体には何も影響ないと思うかもですが、めっちゃ大事ですよ。

だって、ダサいと見たいとは思わないですもん。ちょっとデザイン的にいいなぁと思ったら手にとる可能性がありますからね。この『可能性』というところがポイントです。

市民に見て欲しいならデザインはこだわった方が良いかな〜

西宮市立地適正化計画の表紙ですが、至って”普通”です。
都市計画マスタープランの表紙がシンプルで格好いいのでちょっと残念感があります。担当だった方ごめんなさい!悪気はありません。

※立地適正化計画表紙

※都市計画マスタープラン表紙

 

では、肝心の中身ですね。

全体通して、危機意識が全く感じられない!!なぜなら、人口がほぼ減らないから。

まぁ、当たり前ですよね。笑

立地適正化計画をつくって効果が発揮されるのは北部地域くらいじゃないかなと思います。

資料を見ると北部地域は若干人口密度が減少するようなので、その対策さえしっかりとやっておけば何も問題はないと思う・・・。

また、今後によると思いますが、都市防災に関する部分として土砂法等の規制が掛かっている地域に居住を誘導させないためにも立地適正化計画があった方が良いかな?くらいです。

多分ですけど、10年後くらいに本格的につくった方が良いんじゃないかな・・・

すみません。笑 人口密度もかなり高いのであまり意味がないように受けてしまいますが、都市機能誘導区域の設定はこの計画のように設定が必要かなと思います。

 

では、次にまちづくりに係る基本理念です。

地域の魅力を活かした誰もが暮らしやすいコンパクトなまち

このフレーズ、担当された方のお気持ちすごく分かります。特に”誰もが”とした点です。

でもですね、、、すでにコンパクトやねん。笑

他の市町の人口減少の危機せまる感があるところだと尖った計画になっているケースがあるんですが、西宮市の場合には、安全過ぎる人口等を保っているので全く持って意味をなさないので、ふんわりと優しい感じです。

こうした都市が比較的住みやすいんですよね。(現に住みやすい都市だと思います。)

 

結論として、国の補助の関係からつくらざるを得ない状況だったのかなと思います。(特に都市機能誘導区域の設定)

とはいえ、人口や密度、冊子に掲載されている課題から感じるに、現在から20年先程度まではかなり安全な都市であることは言うまでもありません。とても暮らしやすい都市の一つであることに違いないです。

また、戦略性を感じたのは都市機能誘導施設にプロスポーツ観戦施設を入れていることですね。
さすが、甲子園球場を抱えている都市は違います。というか入れていなかったら何も考えていないことの裏返しになってしまう。

 

ということで以上です。
いかがでしたでしょうか。初めての試みなのでこの程度?かなと思いましたが、次回はもっと工夫してみます!