こんにちは!建築士のやまけんです。
私、お城好きでもあります。
理由は、都市を今日まで形成するに至った原点だからです。
戦国・江戸時代に城を中心として街割が行われて、城下町が形成され、それが現在の『都市』です。
ですから、城というのは地域のシンボルのみならずアイデンティティとなっている場合もあって、誰からも愛されるモノになっているはずなんですよね。
ですから城を見るのは楽しいし面白い。また、都市の形成の過程を知るというのはその街に触れるということで、貴重な体験にもなる。
今回は国宝犬山城です。現存する天守の中で最も古いとされています。
平成16年までは尾張藩から代々続く成瀬家が所有していたとのことで、そうした方や市民によってこれまで守られてきたんだろうなと建築物から感じることができます。
- 築城年:1584年ごろ
- 延べ面積:698.78㎡
- 高さ:19m
- 階数:4階
戦国時代に造られた城という感じが石垣の荒々しさから分かります。
是非一度は行ってみてください。
※タイトル写真の奥に見えるのが名古屋市です。