岐阜市のコンパクトシティは?[立地適正化計画から]

岐阜市の特徴
公共交通(バス)を軸にしたまちづくりを進める都市

こんにちは!やまけんです。

岐阜市のまちづくりの特徴はなんと言ってもバスです。それを説明していきます。




岐阜市のまちづくり

岐阜市は、人口約41万人(10年後は約38万人)の中核市です。

名古屋から電車で約20分程度とかなり近い距離にあり、名古屋の衛星都市の一つと言っていいくらいです。それから、岐阜市に行ったことがある方は分かるかもですが、路線バスが発達しています。

というか路線バスが日常生活において必需品となっています。

それは都市構造を見てもらうと分かるのですが、岐阜駅より北側には鉄道はありません。東西と南方向にはJRと名鉄線があるため人口が張り付いているのが分かりますが、北側にはないため、この地域に住んでいる方の足は自家用車かバス、自転車等に限られるので、バスが発展しているわけです。

輸送量の大きい2連節バスが地方で走っているのも岐阜市くらい?だったような気がします。


※2014岐阜市人口密度(出典:岐阜市立地適正化計画)

 

ということで、今回の記事では、岐阜市立地適正化計画の特徴の一部をお伝えします。

岐阜市立地適正化計画の特徴としてはやはり、居住関係区域を市内に5つ設定していることでしょう。

ここまで区域を明確に区切って市民に示している例は少ないかなと思います。

5つ区域のうち、5つの区域が居住誘導区域とされています。実際、5つに設定していることは市民のほとんどは知らないでしょうけど、行政側の姿勢を市民や企業等に示すことで税金をどの地域に重点的に再投資することが可能になるかな?と思います。要はグレーゾーンが無いのでハッキリしていると言うこと。

1 まちなか居住促進区域(=居住誘導区域)
高度で多様な都市サービスを享受できる区域
・多様な都市機能が立地した魅力ある住環境の形成
・都市機能の集積による幹線バス路線沿線のにぎわいの形成

2 居住促進区域(=居住誘導区域)
特に公共交通の利便性が高い区域
・公共交通軸沿線で歩いて生活ができる住環境の形成
・幹線バス等によるサービス水準の高い公共交通環境の形成

3 一般居住区域(市街化区域:居住誘導区域外)
比較的公共交通の利便性が高い区域
・比較的便利な交通環境の中で、良好な住環境を保全
・支線バス等の地域ニーズに適した効率的なサービスの提供

4 郊外居住区域(市街化区域:居住誘導区域外)
ゆとりある低層住宅地がある良好な居住区域
・継続して居住が出来るように良好な住環境を保全
・地域交通等による移動手段の確保に向けた取り組み

5 集落区域(市街化調整区域)
住環境が自然環境や営農環境と調和する区域
・豊かな自然や営農環境と調和した住環境を維持
・地域交通等による移動手段の確保に向けた取り組み

 

それから、岐阜市は、健幸都市を理念に掲げています。


※出典:岐阜市立地適正化計画

歩くというとこをポイントにしているようですね。バス利用が便利なので、上手に自家用車からバスへの利用を転換できるようにすれば徒歩も増えるので実現可能かなとは思います。

 

ちなみに岐阜市さんはバス等の公共交通を軸にしたまちづくりを進めていくことが、関連計画(交通総合戦略や公共交通網形成計画など)や最近の動き(スマートシティのコンソーシアム形成)を見ると良く分かります。目指すところは地方バスの運転手不足解消という点での自動運転かなと感じるところ・・・

また、交通戦略では、トランジットセンター(路線バスとコミュニティバスの乗り継ぎ拠点)の整備やSuicaなどの電子マネーも使えるように取り組むと書いてあるので、地域住民の利用促進以外にも、最近NHKの大河ドラマの影響に観光客が増えているので、そうした観光客の方も利用しやすくなるんじゃないかと思います。(だって、小銭準備するの面倒ですもの。)

 

ですので、市内の公共交通空白地域はそのうち無くなるんじゃないかなと思うくらいですので、比較的住みやすさは高いと思います。さらに、名古屋にも近く、滋賀も隣、さらには飛騨高山等の観光地も抱えているので岐阜市は一度は住んでみて良い場所じゃんと思いますよ。

最後に

建築的な視点から一点だけ残念なのは岐阜城です・・・あれだけロケーションが最高の場所に立地しているのに木造で復元していないんですもの。(岐阜市の方が見ていたらごめんなさい)

ということで以上です。

自分で書いていて思ったのは公共交通(バス)を軸にしている以外はあまり尖った特徴がないので書きずらかったなぁという印象です。特徴の一つしかお伝えできていないのでさらに詳しく知りたい方は、岐阜市さんのホームページから立地適正化計画をご覧になってください。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。