少しでも生活を楽にするため株式投資をはじめたのですが、今から4年前、大きな失敗をしました。全財産とも言える約300万円を半年で無くしました。
こんにちは!!やまけん(@yama_architect)です。
今回は、株式投資の失敗談をお伝えします。何故、失敗談をお伝えするのかですが、理由は、私のような失敗をする方を少しでも減らしたいためです。
金持ちの方はいいですけど、お金が無い中で投資を行っている人にとっては、お金がなくなると人生設計すら狂います。
いや、ほんとにすごい影響なんですよ。笑
経験した人にしか分からないんですが、うーん、もうこんな失敗は二度としたくないと考えるはずです。でも、そうなった時はもう遅い!! ということで、そうなる前に手を打てるよう、私の体験談を話します。
参考にしてみて下さい。
では、早速お伝えしていきましょう!
目次
何故、失敗したか
今でも思い出すと悔しいけど失敗した理由を端的にまとめる次のようになります。
①下落トレンドになったにも関わらず損切りせず持ち続けた。
②ハイリスクハイリターンを狙える新興市場に手を出した。
③いつかは上がると思っていた。
私の場合、この3つが失敗した大きなウェイトを占めています。
もちろん、この他にも、様々な外的要因となる日経平均株価による影響などもモロに受けたりします。
では、それぞれ①から③を詳しく解説していきます。
①下落トレンドになったにも関わらず損切りせず持ち続けた
下落トレンドになっていることは、週足や出来高をみれば一目瞭然です。
「あっ、これはしばらく落ちるなー」というのはなんとく理解できるんです。
でもね、ここで悪魔のささやきが聞こえてきます。
「新興市場の企業だし、サプライズ発表で連続ストップ高になるかも?」という期待感が常にあるんですよ。
チャートで自分が買った株価が天井に張り付いている状況を一度でも見てしまうと、その感覚を忘れることができず、いつか上がるのでは?思ってしまうんです。
だから、失敗してしまったんです。
③とも関係してくるんですが、だから「いつかは上がると思う」という思考は一番よくありません。
②ハイリスクハイリターンを狙える新興市場に手を出した。
300万円程度の小額投資の場合、ハイリスクハイリターンを狙いたくなってしまうんです。そうすると、やっぱりマザーズやジャスダックなどの新興市場に手を出したくなるんです。
新興市場はやっぱり魅力的で株式価値が高くない会社が、とんでもない利益を出せることが期待できる発表を行った場合は、連続3日ストップ高は普通にあります。だから、魅力的であり、ハイリターンを狙って手を出してしまうんです。
将来に期待して1年から2年寝かすつもりで買うのであれば、少しの変動くらいであれば問題はありません。だけど、短期売買をやる場合には、100円程度の株式が数円変動するだけで、一ヶ月に給料分に相当するくらいのマイナスになったりするので、上がってもらわないといけないと理由で「手放すことができない」状況になってしまいます。
③いつかは上がると思っていた。
このケースの場合、おそらく、売る時期を見逃してしまった状況です。
出来高を伴いつつ上がっている株価に目をつけて購入し、もう少し上がるかなーと思っていたら、急に出来高が減少し、合わせて株価も下がっていた。
気づいた時には、購入価値の2割を超えて下がってしまった。
でも、この会社なら、成長しそうな会社だし、3ヶ月くらいまでは、IR情報等で上がるだろうと考えて放置する。
けれど、いつまで経っても上がらない。
何故だ、何故だと考えている間に半年くらい経過してしまった。
しかも、株価は下がり続け、購入価格の4割減になっていた。
どうしたら回避できたのか
ここまで失敗談をお話ししてきましたが、ではどうすれば良かったのか。
私なりに導き出した考え方をお伝えします。
損切りラインを決める。
これが本当に重要だと思います。
様々な教本にも書いてありますが、これが一番リスクを回避することができます。
損切りライン(例えば購入価格の1割減少、)に達したら自動的に売る。
思考停止して売ることが重要です。
「いつかは上がる?」絶対に上がりません。
あと、これは人それぞれですが、
株価が低く(100円未満)、発行枚数が多い企業の株価は手を出さない。
非常に扱いずらいです。素人には危険です。
最後に
今回は、株式投資の失敗談を語ってまいりましたが、いかがでしたでしょうか。すでに経験している方もいるでしょうし、自分は大丈夫だと考えている方もいるでしょう。人によっては、この経験談は無意味なのかもしれません。
とはいえ、この経験談は私にとって、大きな失敗を回避する手法として有効だと考えています。
というのも、失敗談って語りたくないんですよ。かっこ悪いし、恥ずかしいし、しかも財産もその程度しかないのかよ。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。