ChatBot Switch Widget
ChatBot ON/OFF

【試験日程】2024(令和6)年度 二級建築基準適合判定資格者試験が官報に掲載されました。

2024年度から新たな国家資格として誕生した「二級建築基準適合判定資格者試験」の情報が官報に掲載されていたので情報をまとめました。

二級建築基準適合判定資格者は、従来の「建築基準適合資格者試験」のうち、二級建築士が設計可能な業務範囲について、確認審査を行うことができる資格です。

令和5年度の地方分権改革関連の第13次改正法に組入れられて令和6年4月1日に施行しました。

過去の経過についてはこちらの記事にまとめているので良かったら読んでみてください。

二級建築基準適合資格者試験の経緯

それでは、官報に掲載された情報をまとめです。




根拠条項

二級建築基準適合判定資格者試験は、建築基準法第5条の規定に基づき実施されます。

条文はこちら。

(建築基準適合判定資格者検定)
第5条 建築基準適合判定資格者検定は、建築士の設計に係る建築物が第6条第1項の建築基準関係規定に適合するかどうかを判定するために必要な知識について、国土交通大臣が行う。
(略) 
 二級建築基準適合判定資格者検定は、二級建築士の設計に係る建築物が第6条第1項の建築基準関係規定に適合するかどうかを判定するために必要な知識について行う。

建築基準法第5条第1項及び第4項

お読みいただくと、2級建築基準適合判定資格者試験は「二級建築士の設計に係る建築物が第6条第1項の建築基準関係規定に適合するかどうかを判定するために必要な知識」と規定されていることが分かると思います。

二級建築士の業務範囲はこちら。

なお、2025年4月予定の改正法施行に伴い業務範囲が拡大する予定です。

※二級建築士が設計可能な範囲は、ピンク色以外の部分

受験資格

受験資格は、一級建築士または二級建築士に合格した者です。

ただし、試験合格後に建築副主事等として働くためには、2年以上の実務経験(確認審査等)が必要となります。

試験日時等

試験日等は次のとおりです。

  • 試験日:2024年6月28日(金)
  • 試験時間:10:00〜16:35
  • 受験手数料:27,000円(市町村または都道府県職員を除く)
    ※施行令第8条の3
  • 適用法令:2024年1月1日時点で施行されているもの

試験内容については、現時点の情報として国土交通省のホームページに掲載されていますが、令和5年12月4日時点の情報のため今後、変更となる可能性があります。

>>>外部リンク(国土交通省)https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_fr_000170.html

配点としては、考察Aが50点、考察Bが100点となっています。
試験内容(予定)は次のとおりです。

考察A(120分)

小規模建築物に関し基本的かつ総括的で広範な知識を問う問題(50問程度)
 *設問形式:正誤二択形式
 *配  点:50点

考察B(205分)

・建築計画1(図面審査)
 確認審査業務で日常的に扱うことの多い審査項目に係る戸建住宅を対象とした審査(5問程度)
・建築計画2(図面審査)
 建築敷地及び建築物用途の条件が建築計画1よりも複雑な建築計画における防火避難等の単体規定及び用途規制、建ぺい率、容積率、建物の高さ制限等の集団規定に係る審査(10問程度)
建築計画3(構造審査)
 許容応力度計算(地震力の計算・応力計算)に係る審査(5問程度)
*設問形式:記述式
*配  点:100点

検定地

所在地の都道府県名検定地
北海道札幌市
東北地方仙台市
関東地方+山梨+長野さいたま市
新潟、富山、石川新潟市
岐阜、静岡、愛知、三重名古屋市
福井、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山大阪市
中国地方広島市
九州地方高松市
九州地方福岡市

受験申込期間等

申込期間:2024年4月8日(月)〜4月17日(水)
*住所または勤務地の都道府県建築主務課等
*詳細は国土交通省ホームページを参照(外部リンク)

合格発表日

2024年10月21日(月)予定

その他

国交省のホームページを確認すると現時点では申込等に関する具体的な情報が掲載されていません。*令和6年4月4日時点。

申込開始が4月8日を予定しているため、遅くても5日(金)の夕方または8日(月)の午前には情報が掲載されるものと思います。

市町村の行政職員の場合には、都道府県を通じて申込案内が届くはずなので待っていれば大丈夫です。民間審査機関の場合にも同様に国等から通知が届くのではと思います。

建築基準適合判定資格者試験については、2024年度試験から実務経験なしでも受験自体は可能となったため、上記の審査機関に属していない方については、国交省のホームページの更新を待つしかないかと思われます。
※国から情報がアップされたらこちら記事にもリンクを貼る予定です。

試験テキスト

建築基準適合判定資格者に関するテキストは、例年、一般財団法人 建築行政情報センターさんからテキストが販売されています。同時に講習会も実施されます。

一級建築基準適合判定資格者試験については例年どおり4月上旬にはアナウンスがあるかと思いますが、二級試験については今年度から開始される新たな試験のためどのような対応になるのかは今のところ不明です。

予想としては、センターさんからテキストが販売されるのでは?とは思いますがあくまでも予想です。テキストについてアナウンスがありましたら当ブログでもリンクを貼る予定です。

勉強方法について

今年から実務経験なしでも受験が可能となったことから審査経験がない方も多く受験されるのではと思います。

考察Aについては、座学のため2級建築士の設計範囲のみ勉強(2級建築士試験学科の法規)していれば問題ないとは思います。

ですが、考察Bのうち意匠審査については、審査経験がないと何をどう勉強すればよいのか分からないというのが勉強する上での課題になるのでは思います。一方で構造審査についてはルート1の計算に慣れている方にとっては比較的楽かもしれません。

センターからテキストが販売されない場合には次のようなテキストが参考となると思いますので、参考にリンクを貼っておきます。許容応力度計算(ルート1)に関するてテキストについては私も重宝しています。

created by Rinker
¥3,300 (2024/05/27 19:06:31時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
日経BP
¥4,400 (2024/05/27 19:06:32時点 Amazon調べ-詳細)

ということで以上となります。最新情報が公表され次第当該記事を更新いたします。

追記:2024年4月7日

国土交通省の公式ホームページに試験情報が掲載されました。

令和6年二級建築基準適合判定資格者検定要領は下記のリンク先から入手することができます。

外部リンク先:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_fr_000173.html






お役に立てたらシェアしていただけますと嬉しいです!
ABOUT US
アバター画像
YamaKen都市計画(まちづくり)を通じて都市を美しくしたい人
【資格】1級建築士、建築基準適合判定資格者、宅建士など 【実績・現在】元役人:建築・都市計画・公共交通行政などを10年以上経験 / 現在は、まちづくり会社を運営:建築法規・都市計画コンサル,事業所の立地検討,住宅設計など