茨城(水戸)の魅力を都市デザイナーが語ります

こんちは!!やまけん(@yama_architect)です

魅力度ランキングで最下位を貫いている茨城県なんですが、わたしの親の実家が茨城なので、毎年度、ランキング結果をみる度にまたかと思います(泣)

それを払拭したくて、今回は、茨城の魅力を語ります。

とはいっても、長ったらしくだったり、景色や文化・遺産を書くつもりは全くありません。だって、大概の方は「水戸」といえば、だいたいどんなところか分かると思います。




はじめに

水戸といえば、水戸黄門なんですが、水戸黄門を知りたくて、茨城に来る方は少ないでしょうwwwそうじゃない方がいたらすみません。黄門様を否定するわけじゃないけど、大きな観光資源になるわけではないですよね。

黄門様以外にも観光資源は豊富ですしね。人の心を動かす景色は、茨城にあります。

多分、それは知られていないだけ・・・情報をうまく発信していないことが問題だって言われるかもしれないけど、でも、それは違うと思っています。

どういうことかと言うと、例えば、京都観光する理由は、京都の街並みや歴史建造物、料理などを堪能したい理由だけで観光していると大概の方々は思っているはずなんです。

確かにそうなんですが、実は無意識に”ある事”が介在していることを忘れてはいけません。

どういうことかというと、無意識のうちに、街並みや建築物、郷土料理などを含めて、京都という都市が創出している「歴史や文化」を体感して、自分もこの都市の一員になってみたいと、頭のどこかで考えているはずなんです。

だって、京都に観光したって言うと、必ず「いいなぁー」って言われませんか?

 

それは、京都という都市の魅力の一つに「体験」が提供されていることがポイントになっています。

 

それは、ハード的な部分である街並みや建築物だけが重要なことではなくて、「歴史や文化」といった側面を無意識に観光客に提供していることが、観光客が「体験」を受動し、再び来訪したいと考えさせることになると、わたしは考えています。

 

ですから、茨城が魅力度としてランキング最下位なのは、「歴史や文化」を「体験」という形で提供していないことだからだと考えています。

食や景色などの魅力をアピールしても、1度目は来ても2度目はないです。なぜなら、「歴史や文化」を体験させていないから。だから、茨城県がやることはたった一つ。

 

茨城の歴史と文化を徹底的にストーリーとしてPRするだけ。

黄門様を伝えるときは、世直し旅だけではなくて、幕末の志士達の思想に影響を与えた「大日本史」の編纂を命じた人物として紹介した方がいいんです。笑

歴史や文化を徹底的にPRしている所としては、京都の他、奈良や金沢、仙台などが有名ですね。

本題はここから

茨城の歴史や文化って、一般的には水戸黄門しか分からないし、納豆好きくらいが文化としてのイメージではないでしょうか。それは、イメージなので、イメージは少し変化させることが可能。

でも、なんで、茨城の歴史ってあまり語られていないのか。

その理由は幕末にあります。

理由は、築いてきた「歴史」の崩壊を自ら起こしたからです。

つまりは、「自滅」です。

おそらく、この自滅により、日本の中での立ち位置が大きく低くなったのが理由だと思います。

詳しく知りたい方はこちらの書籍を読んでください。

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海外の方(J.Victor Koschmann)が書いたものを日本人が訳したものですので、一方的な主観性が少ないので読んでいて息苦しくならずに「水戸藩」を知ることができます。

自滅していなければ、水戸は東日本でも有数の都市に成長していたのではないでしょうか(Ifですね。独り言です。)

だから、茨城の魅力を体験してもらうには、茨城が辿ってきた歴史を伝えながら、将来の都市像を伝えていくしかないと思います。

それには、やっぱり広告戦略ですね。

幾らでも情報を手に入れられる時代において、「素晴らしい景色があるから来てね」だけでは、1度目は来るけど、リピーターにはなりにくいです。

だから、都市が辿ってきた歴史や文化を伝えていくことが広告上重要だと思います。

そして、それは「思想」にポイントがあると考えています。

茨城の歴史の中に内在する誇りを多くの人に語りかけることが重要だとすると、広告戦略の手段は別として、歴史・文化を知るキッカケをつくってあげることが、結果的に茨城の魅力向上につながると考えています。

人の未来だけを信じて、「あなた最高!!」ってなります?必ず「過去や経歴」をみて判断していませんか?この事は、人だけに限らず、自治体という大きな土地を有している都市にも適用されると思います。

確かに未来は大切だけど、どんな経歴を歩んできたについても、人なら気になりますよね。

おわりに

とういう事で、今回のお話は終わりです。
賛否両論あるかもしれませんけど、参考になれば幸いです^ ^

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!!