『べき論』をやめることで人生を豊に生きる。

こんにちは!やまけん(@yama_architect)です。

建築や都市計画などに関して情報発信をしているブロガーです。国、地方と渡り歩き現在はコンサルタントをしながらゆる〜く生きています。




べき論の危険性

先日も遭遇した出来事なのですが、ある会議で『こうするべき』という一人の発言がありました。

このような時の返答で難しいんですよ。だって、相手には確固たる意思があるからです。

 

この言葉が有する力について、分かる人は分かると思うのですが、つまるところ、こうしたべき論は、自分の考えを変えるつもりはないということの裏返しです。

 

”こうするべき”、”あーするべき”というのは、前提として固定概念があって、これまでの人生経験から得られたカチカチの固定化された考えが自分の中で決まっています。

決まっているからこそ、とっても厄介です。

 

 

べき論者全員に当てはまるわけじゃ無いですし、たまにわたしも使ってしまうことがありますが、べき論を否定されると、怒りたくなり・場合によっては否定した相手に攻撃したくなります。

あなたの周りにもいませんか、「これについてはこのようにするべきだ!」と言って、それは違うと否定されると、顔を真っ赤にして怒る場合です。

 

こうした人達がよく勘違いしているのは、意見や考えというのは、数ある意見の一つであって正しさはではないことです。もっとゆるーく考えてみると心が穏やかになると思うのです。

 

というか考えは、正しさも間違いもなく、ただの一つの意見でしかないのです。ここの一番のポイントかなと思います。ビジネスは数学ではないので必ずしも正解があるわけではありませんから、自分の正しさを要求してもそこに正解はないかもしれないと思うのです。

 

もし自分の周囲に”するべき論”で話す方がいるのであれば、場合によっては少し距離を取った方が良い場合があるかもしれません。

 

 

ちなみに少し話が脱線しますが、彼氏や彼女で『べき論』で話すことがあるなって思うことありませんか

「べき論は使わない方がいいよ」と言って恋人が考えを改めてくれるのでいいなら良いですが、そうでは無い場合は別れた方が自分のためになると思います(わたしの考えです。)

 

 

また、夫(妻)はこうするべきだ!という言葉に悩まれている方ってどのくらいいると思います。結婚している人の9割以上はこの言葉に悩んだことが一度でもあるんじゃ無いでしょうか。

また男性に多いかもしれませんが、女性を下に見ているべき論者は、支配欲も兼ね備えているので注意してくださいwww 不幸のどん底に突き進みますよ〜〜( ´△`)

 

べき論は危険なのです。

べき論を言いそうになったら

べき論を言いたくなるときって、誰でもがあるはずなんです。

言いたくなっている時は既に言ってしまった後のはずですww そのときの気持ちはすごーくわかります。だって、わたしも経験ありますからね(泣)。ですから、普段からべき論は考え無いようにします

 

発言する前に一呼吸置きましょうとか言う方もいますが、多分ですけど無理ですよねー。自分のこれまでの人生そのものものを否定されてしまったのかな?と勘違いしてしまうはずです。・・・もう自分のコントロールの域を超えています。

 

 

ですから、何度もいいますが、普段からべき論は考え無いようにします

なんか若者のくせに偉そうなことを言ってしまうかもしれませんが、あくまでもあなたの意見や考えは、こう思うと言う一つの考えでしかありません。そこに正解も間違いもありません( ´△`)←このことを理解するだけきっと仕事上の考えが楽になるはずです。相手を受け入れましょう。そしたら周囲もあなたに対する見る目が変わっていくはずです。

 

 

 

次いきましょー

世の中では、べき論で攻撃する人で溢れかえってます。ですが、これにいちいち対応していたらこちらの体力が持ちません。べき論者には対しては次のように対応します。

 

べき論者への対処方法

べき論者は、凝り固まった価値観をぶつけてくる相当なオフェンス力を持っています。

そんなのをいちいち受けていたら体力は持ちませんから、上手に受け流します。

 

べき論を言われたら、

「そのような考えもあるんですね。へぇ〜参考になります」程度でOKだと思います。

絶対に正面から受けてはいけません!受け流します。

仮にそのべき論がいいんじゃないかと思ってもまずは受け流すことが大切です。べき論者の承認要求を満たすと、次も次もとあなたにべき論を言うようになるのでビジネス上では本当に注意しないといけません。

多分ですけど、歪なチームは、最終的に崩壊させます。

 

 

避けるポイントとしては、”そのような考え”という言葉です。

あくまでも個人の考えを表しているものですから、べきだと言う意見をこう思うのですねと表現を変えることも方法の一つかなと思われます。

 

べき論から逃げる

とはいっても、どうしようも無いケースもあると思うのです。ずっと、そのような言葉と付き合ってしまうと、本当に疲れます。

 

毒親と一緒ですね。

 

最終的には逃げてしまうのが一番いいと思います。わたしも以前の仕事を辞めた理由の一つに、これがあります。

『するべき、あるべき、べきべきべき』ちょっとさぁ、気持ち悪いし、うざいぃっすよ(笑)

補足:どこの都市も街並みは同じ

このべき論の所為と言ってしまっていいのか分からない部分はあるのですが、日本の地方都市の街並みって基本的にどこ言っても同じですよね。

 

建築や都市計画の業界においても「建築や都市はこうあるべきだ」という固い価値観により形成されてしまった可能性は否定できないのかなと思います。もちろん世の中には、革新的なことを行って都市内部から変えていこうとする動きもあって、全てとは言い切れない部分があるのは分かっています。

 

とはいえ、日本国内は足並みを揃えたり他者より目立たないようにしようとする考えがあるのも事実です。

 

調べてみると、べき論者が多いのは島国日本の独特の考えらしいのです。

他の大陸の国ですと、嫌でも他国・多民族と交わりますからね。自分の価値観だけを押し付けるようなことをしていたら命がいくつあっても足りなかったからなのかなと思います。

 

▶️こちらのnoteにちょっと書いてみました。お暇な方はお付き合いください。

 

ちょっと話が脱線しちゃいましたけど、詰まるところ、あるべき論によって、街並みは全国統一化されてきたのかなと思います。

もちろん、それによって得られた恩恵も多くあって、画一的だからこそ全国どのまちに住んでも同じようなサービスを受けることができるようになっているわけですけどね。

 

これに関しては人それぞれ思うところがあるかなと思いますが、公務員というチャレンジを避けてなるべくリスクが少ない道を歩んできた結果なので、見方によって良い・悪いがあるはずです。こうした事実があることだけ知っておいた方が良いと思います。

 

本記事のまとめ

ということで以上です。

今回の記事については、現時点におけるわたしの考えですので、今後の社会的な価値観の変化によってわたしの思考も変わることがあるかもしれません。そのようになったらこの記事を見直したいと思います。

それではまた〜〜。

 






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YamaKen都市計画(まちづくり)を通じて都市を美しくしたい人
【資格】1級建築士、建築基準適合判定資格者、宅建士など 【実績・現在】元役人:建築・都市計画・公共交通行政などを10年以上経験 / 現在は、まちづくり会社を運営:建築法規・都市計画コンサル,事業所の立地検討,住宅設計など