月面での建設活動を行う『無人建設革新技術開発推進プロジェクト』が始動!

2021年7月20日に国土交通省から発表があり月面等での「無人建設革新技術開発推進プロジェクト」が始動するようです。記者発表資料によると20日の16:00〜から開始したようです。(ってもう会議は終わってるw)

都市計画や建築には直接的には関係しないですが、無人建設機械により建築物やインフラ施設の建設が可能になれば、今後、人口減少による様々な課題を解決することにつながるはずなので、まちづくりやスマートシティの視点としても注目するプロジェクトだと思います。

プロジェクトの背景や目的としては次のように記載されています。

国土交通省においては、これまで培われてきた無人建設技術(自動化、遠隔化、ICT 施工等)について、昨今の災害の激甚化、人口減少及び関連技術の進展を背景に、開発及び普及を促進しています。

このたび、これらの技術について、将来的に月面等での建設活動に発展し得ることを視野に入れ、5 年間の研究開発を推進し、地上の建設事業における基盤技術としての確立を目指す「月面等での建設活動に資する無人建設革新技術開発に関するプロジェクト」を開始します。

出典:国土交通省プレス資料(https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo15_hh_000288.html

つまるところ、これまでの災害等に対応してきた知見を将来的な月面等での建設活動に展開させることを視野にして研究開発を推進するようです。

研究期間は5年間として、内閣が進めている「宇宙開発利用加速化戦略プログラム (スターダストプログラム:Strategic Program for Accelerating Research, Development and Utilization of Space Technology)」の一環として進められるようですね。

このスターダストプログラムに関する戦略プロジェクトの選定は、宇宙政策委員会(葛西委員長)の下部組織である衛生開発・実証小委員会(中須賀座長)で選定しているようです。参考までに宇宙政策に関する国の委員会構成をつくってみました。

宇宙政策に関する国の委員会構成 ※作成:YamakenBlog

(ちなみにプレスに記載のうある月面等の”等”とは他に惑星のことではなくて、多分、地球上のことだと思います・・・)

このプロジェクトにあわせて、国土交通省が主体となり内閣府宇宙開発推進戦略事務局と文部科学省と連携して取り組むようでして「無人建設革新技術開発推進協議会」を設置するようです。

プレス資料のみでは推進協議会のメンバーは不明ですが、スマートシティや建設技術関連で技術開発に貢献されている学識経験者の方や建設事業者が参画しているのかなと思います。

また、プレス資料では、「技術研究開発計画を公募し、選定された者に技術研究開発を委託」とありますので、今後、技術研究開発計画の公募があるようです。

それを裏付けるように、衛星開発・実証小委員会が今月5日に公表した「宇宙開発利用加速化戦略プログラムに係る戦略プロジェクトの選定」によると”宇宙無人建設革新技術開発”に1.2億円を含む10.7億円が配分されています。※出典:https://www8.cao.go.jp/space/comittee/02-jissyou/jissyou-dai8/siryou1.pdf

今後、注目だと思いますので、また、最新の情報がアップされたら記事にしたいと思いますのでそれではまた〜〜






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