「カフェだけでも入館可能です」なお、カフェについては、カフェ3箇所+レストラン1箇所の合計4箇所ありますので、4度楽しめる場所でもあります。
この記事では、新美術館の魅力を含めて来訪するメリットのみを書いていきたいと思います。
こんにちは。やまけんといいます。
このブログでは、建築や都市計画、宅建などに関して業務に役立つ豆知識を発信しています♪
最近、忙しくてブログの更新を怠っていました。
いつも更新を楽しみにされている皆様大変申し訳ありません。
ですが、ですが、これからもよろしくお願いしますwww
今回の記事、東京まで足を運ぶ必要があるので、東京やその近郊以外に居住されている方にとってもすこーしハードルが高いのですが、都内に出張や旅行で訪問した際には是非、立ち寄って欲しいので楽しく書いていきます♪
国立新美術館はカフェのみでも可能?
先に冒頭に書いちゃいましたが、「カフェのみ(カフェだけ)」入館が可能です。
カフェは合計で4つあります(1つはレストランですが、カフェ要素ありなので4つとしています。)。それぞれのカフェの名前は次のとおりです。
- 地下1階:カフェテリア・カレ
- 地上1階:カフェ・コキーユ
- 地上2階:サロン・ド・テ・ロンド
- 地上3階:ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ(レストラン)
「カレ(Carré)」、「コキーユ(Coquille)」、「ロンド(Rondo)」、「ミュゼ(Musée)」はいずれもフランス語です。カレとは、正方形や四角いといった意味、コキーユとは、貝の意味、ロンドとは、円形の意味、ミュゼとは、美術館のことです。
建築的美しさを感じながら、ゆったりとした時間を過ごすのであれば1階または2階のカフェが良いです。地下1階はあまり混み合っていないためカフェとしては穴場もですが、正直、建築的にはあまり面白くないです。
一方で3階のレストランは、フランスで3つ星レストランを営むムッシュ ポール・ボキューズ氏が「上質なフランス料理を手頃な価格」でのコンセプトのもとリヨン市内で「ブラッスリー(Brasserie:意味は醸造所)」を展開し初めたのがはじまりのようでして、日本に5店舗あるうちの1号店が、国立新美術館のようです。
地下を除いて、日中はガラスカーテンウォールから差し込む日差、夕方から夜間(冬季)は、夜景を楽しむことができますから、黒川紀章建築を堪能したい!!って方、時間的余裕があればレストランがいいのかなと思うところ。
国立新美術館の建築的
国立新美術館の建築は、黒川紀章氏と日本設計との共同設計によるものです。
黒川紀章氏は2007年にお亡くなりになっていますが、国内に数多くの優れた建築を残された方で、都知事選にも出るなど、面白い方だったんですよね。
国内の代表作といえば、中銀カプセルタワービル、埼玉県立近代美術館、名古屋市美術館、広島市現代美術館、和歌山県立近代美術館・博物館、福井市美術館、道後舘があって、海外だとヴァン・ゴッホ美術館新館(オランダ)、クアラルンプール新国際空港(マレーシア)などがあります。
2006年に文化功労者に選ばれた後、2007年3月に73歳でこの世を去っています。
国立新美術館は、黒川紀章氏が生前最後に残した美術館建築になりますから、感慨深いものがあります。
建築は、竣工は2006年です。
- 階数:地上4階、地下1階
- 構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート)
- 建築面積:12,989.56㎡
- 延床面積:49,834.12㎡
建築の特徴いえば、ガラスカーテンウォールによる美しい曲線美と1階から3階までの大空間吹き抜け(アトリウム)です。こうした大空間とカーテンウォールでかつ美術館なのはここだけです。
森の中の美術館をコンセプトにつくられているだけあって、美しさは抜群です。
カフェのみでも入館可能ですし、乃木坂駅直結なので、ぜひ足を運んでみてください。
美術館へのアクセス方法
国立新美術館は、東京メトロ千代田線「乃木坂駅」の直結です。ですので、間違いなく乃木坂を利用した方がいいです。だって便利ですからね。
六本木からも行けますが、六本木からちょい遠いので乃木坂がおすすめです。
ということで以上です。それではまた〜〜♪