建築知識の2024年2月号がとても学びになったので、簡単に感想をブログに書いてみました。建築知識2024年2月号のタイトル(コンテンツ)は『木のデザイン図鑑』。
木のデザインというだけあり、国策として進めている木造普及と連動して”上手に木を活かす”というところが雑誌のポイントになっていると思います。
また、今回の雑誌の内容は全てQ&A形式で書かれており、その数は合計で70あります。簡潔に分かりやすくまとめられているのが特徴的。これに加えて、建築知識ならではの動物イラストを用いて説明されているのが読みやすい。
Q&Aでも木の性質に関することをはじめ、木造の法規、実務の設計や施工現場で使える知識などが多く掲載されているため私自身は勉強になりました。
特に、Q&A形式は個人的に好き。Q&Aの最大のメリットは知りたい情報に早く辿りつける点にあることかなーと思います。
近年では私のような建築系のブロガーの方々増えてきたこともあって、建築に関する知識を得やすくなってますが、図解で分かりやすくまとめられているサイト自体は少ないです(当ブログも不足していると痛感しているので今後順次、改善予定です)。
こんな人におすすめ
なお、補足として木造住宅の設計をされている方であればこちらの2023年8月号も読むとより木造建築に対する理解が深まるのと、木造平屋の設計の実務に使えるのでおすすめしたいです。
・木造建築の設計や施工に関わっている方
・これから建築士試験に取り込もうとしている方
・「木造」の特徴を概念的に学びたい方