建築基準法に断熱性は規定されていません(省エネ法)

よくある話なんですが、建築基準法は国民の生命、健康及び財産を保護することが目的のため、住宅の快適性を求める断熱性は求めていないんですよϵ( ‘Θ’ )϶

建築基準法(抜粋)(目的)
第1条 この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低限の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。

でも通常、暮らす上では断熱性って当然必要ですよね。

住宅メーカーさんや工務店さんは当然のように断熱性を確保した設計を行います。
しかしながら、戸建て住宅の建築主さんや賃貸住宅のオーナーさんが、住宅にどれだけの断熱性を求めるかは、戸建て住宅の場合は予算、賃貸住宅の場合は採算性に影響するため、結構、甘く捉えられているのではないかと思います。ϵ( ‘Θ’ )϶

現に、国土交通省が公表した資料「今後の住宅・建築物の省エネルギー対策のあり方について(第一次答申)」(参考資料集)によると、新築住宅の内、約半数は平成11年(1999年)基準にすら適合していないと推計されております。

また、欧米諸国から比べると、日本の省エネ基準は遅れているようです。

平成11年基準とは、建築物省エネ法による一昔前の基準です。これにすら適合しないのが半数近くもあるのです。( ・∇・)
私もこの資料を見てビックリしました。同時に責任を感じます( ´ ▽ ` )
ちなみに、国では2020年を目標に住宅の現行省エネ基準適合義務化に向けて進めているようですので、今後、住宅を購入される際は注意した方が良さそうです
なお、省エネ基準は各地域毎に最低基準(北海道と沖縄では全く違う!)が定められております。

○まとめ
現在、省エネ性能をどうするかの最終判断は建築主さんになってしまいますが、住宅は昔と比べて耐震性や耐久性は大幅に向上され、長く使われる時代になってきたと考えられますので、省エネ性も耐震性と同じ目線で見て、より良いものを選択することをオススメします(๑╹ω╹๑ )