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自宅の小規模な空きスペースや未利用地を有効活用し小銭を稼ぐ方法

  • 会社に何台か駐車場があるけどあまり使っていない。
  • 自宅に駐車場1台分の空きスペースがあるけど使っていない。

これらを悩みを解決し、小銭を稼ぎながら都市が抱える課題を解決を図るための方法をお伝えする内容となっています。

こんにちは!YamakenBlogです。
このブログでは、建築や都市計画、不動産に関して業務に役立つ豆知識を発信しています。




青空駐車場の問題

早速ですが、この記事を読まれているということは、空きスペースや空き地等の低未利用地を保有しており、その使い道に苦慮している。

もしくは低未利用地を活用して”資金(小銭)”を生み出したいと考えてる方かと思います。

この記事のポイントは、「空きスペース(空き地)」の有効活用となります。

以前、中心市街地における青空駐車場の課題を説明しました。

青空駐車場の問題
  • 青空駐車場とは、建築物ではない駐車場(機械式駐車場や立体駐車場ではないもの)のことです。
  • 中心市街地は容積率が高く、建物の高度利用を図ることが可能な都市計画法上の商業地域に指定されているところが多いです。
  • 将来的なリスク等を考慮して青空駐車場とするケースが特に地方都市において生じており、このことが中心市街地の魅力低下の要因の一つとなっています。
  • 詳しくお知りになりたい方は、過去記事をご覧ください。

この青空駐車場、都市計画では車を置くだけの低未利用地に分類されいます。
また、駐車場は、駐車料ぐらいしかお金を生み出しませんし、使い道がありません。
駐車場がお金以外に付加価値を生み出す装置なら問題はないのですが、そうではないですよね・・・

例えば、駐車場以外の利用であれば、店舗や飲食店であれば、店内等での消費により、周辺の経済が活性化します。また、事務所であれば、人が集積することで事務所周辺の飲食店等などに恩恵が生じます。

青空駐車場は中心市街地魅力低下の要因

青空駐車場は価値を生み出さないところか、中心市街地の魅力低下を招きますね。
土地所有者が抱える投資リスクは理解できるとはいえ、やはり上手く活用してもらいたいところです。

多くの地方都市では、この問題を抱えていると思います。都市にとっては大きな課題となっています。というここまでが青空駐車場側からの視点です。

青空駐車場の解決には、様々な要因が重なっているため、以前の記事でも書きましたが簡単には上手くいきません。

そうはいっても、どのように解決していけばいいのか提案しないと解決策の提示にならないので、解決案を示したいと思います。

それは、青空駐車場の所有者視点だけではなくそれ以外の駐車場(潜在的な駐車場)に着目にした方法です。

課題の解決方法

中心市街地の中では、建物が密集して建築されているところが大半ですが、中には事務所やマンション、住宅などでは、駐車場数台分が停められるような空きスペースがありませんか?

あのようなスペースは、中心市街地内のトータルで見たとき、市街地内の青空駐車場よりも多いケースがあるんじゃないかと思います。(もちろん大都市ではなく、地方都市の場合)

通常、中心市街地を有する商業地域(都市計画法上の地域地区)であれば、高度利用を図ることができるため、建ぺい率(建築面積÷敷地面積)も100%近く使いたいと考えるのが都内や大都市での例ですが、地方では、そこまで敷地いっぱいに建築することは少ないので、どうしても空きスペースが生じてしまうことがあります。

方法としては、その有効利用されていない(されなかった)スペースを駐車場にする方法です。

駐車場として、時間貸しすることで有効利用を図る方法となります。また、中心市街地のマンションでは、来客用駐車場や通勤で利用していない時間帯を不特定多数者向けとして貸し出すことが考えられます。

市街地内の青空駐車場の問題点は、規模が大きいことが問題となりますが、空きスペースについては、そもそも建築物に附属している空間であり、そもそも有効利用されていなかった土地を活用できるようなることから、新たに消費を生み出すとともに、市街地内の大規模な青空駐車場総量を減らせる可能性が高いというメリットがあります。

もちろん、空きスペースを貸し出す側としては、新たな収益源となるためメリットが高いと考えらます。

とはいえ、コインパーキングでも初期コストとして設備費用が掛かりますよね。
特に、小規模である空きスペース程度であれば、投資額を回収するのに何年もかかってしまいます。

または自分(若しくは委託)でシステムを組んで、ネット上で行うことも可能ですが、非効率だし、普及しにくいです。

そのため、既にある技術(アプリ)を活用するのが便利です。都内の方であれば一度は耳にしたことがあるかもです。

近年ではカーシェアやシェアサイクリングの利用者が急増していますから、このシェアリングという概念をとりいれているビジネスは今後伸びていく(普及していく)と思われます。

本記事のまとめ

空きスペースの有効活用の方法をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

本記事は、課題解決策の一例に過ぎませんが、中心市街地(特に地方都市)においては有効に活用でき、新たに収入を発生させ、なおかつ、大規模な青空駐車場の総量を減少させる効果があるのではないかと思われます。

とはいえ、青空駐車場の総量減少後は、有効に土地利用を図ってもらう必要がるため、行政等によるインセンティブを付与させながら、市街地を俯瞰した都市づくりを進めていく必要があるものと考えられます。

それでは、今回は以上となります。
皆さまの参考になれば幸いです。






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ABOUT US
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YamaKen都市計画(まちづくり)を通じて都市を美しくしたい人
【資格】一級建築士、一級建築基準適合判定資格者、宅建士など 【実績・現在】元国と地方自治の役人:建築行政・都市計画行政・公共交通行政・まちづくりなどを10年以上経験 / 現在は、地元でまちづくり会社を運営し、都市に関わるコンサルタントや住宅設計、執筆活動を行っています。