都市計画道路名称の番号「○・○・○」はどのような意味?

この記事では、都市計画道路の名称に書かれている番号について、どのような意味なのか解説しています。

こんにちは!やまけんです。このブログでは、建築や都市計画、不動産に関して業務に役立つ豆知識を発信しているブロガーです。

都市計画道路を調べてみると名称の前段に番号が書かれているけど、この意味って何?という質問を受けたので、簡単に説明しようと思って書いている記事です。

番号を知ることで、どういった道路の役割を担っているのかが分かりますので、不動産取引時のちょっとした豆知識として活用できると思います。

それでは説明します。




都市計画道路の番号の意味

出典:水戸市都市計画図

都市計画道路は、『○・○・○ 都市計画道路○○線』と書かれているかと思います。この○・○・○ですが、都市計画運用指針により、区分・規模・一連番号 と決まっております。

また、区分や規模、一連番号は次のようなルールが設定されています。(一連番号は、区分ごとの連番なので都市ごとに異なる)何故か、区分については2・4・5・6が無いんですよね(すみません。ここについては調べていないので、調べる機会があればこのブログに書きたいと思います。)

  • 区分は、1・3・7〜10まで
  • 規模は、1〜7まで
  • 一連番号は、区分ごとの連番

*出典:都市計画運用指針

区分

区分道路名称概要
1 自動車専用道路 国土レベルの広域的な自動車交通を処理する都市間高速道路であり、幹線街路と連携して広域的な交通や都市内の交通を適切に処理できるように配置するもの。
*区画街路とは接続させない。
幹線道路
(3種類)
主要幹線街路
 都市の拠点間を連絡する、高い走行機能と交通処理機能を有するもの。*都市計画マスタープランにおける将来都市構造の主要な軸を構築する道路
都市幹線街路
 都市内の拠点間を連絡したり主要な施設相互間の交通を担うもの。*都市計画マスタープランにおけるネットワークを構築する主要な道路
補助幹線街路
 主要幹線街路と都市幹線街路で囲まれた区域内で発生・集中する交通を集約し、適正に処理するための道路
区画街路幹線街路で囲まれた区域内で発生集中する交通を集散するための道路
特殊街路ア歩道や区画街路、公共交通と連携して歩行者交通のネットワークを形成する道路(ペデストリアンデッキ、地下道、サイクリングコースなど)
特殊街路イ都市モノレール
10特殊街路ウ路面電車道
区分ごとの道路概要

規模

規模は、幅員ごとに7種類に区別されています。

  • 1:幅員40m以上
  • 2:幅員30m以上40m未満
  • 3:幅員22m以上30m未満
  • 4:幅員16m以上22m未満
  • 5:幅員12m以上16m未満
  • 6:幅員8m以上12m未満
  • 7:幅員7m未満

まとめ

例えば、都市計画道路の番号が『3・4・20』であれば、幹線道路・幅員16m以上22m未満・幹線道路の指定として20番目となります。

逆に3・5・3であれば、幹線道路・幅員12m以上16m未満・幹線道路として3番目の指定となります。

なお、幅員については、都市計画道路名称の『( )』カッコ書きのところに代表幅員が記載されているので、チェックしてみてください。
また、幹線道路の種類については、都市計画マスタープランの交通施設整備の方針などの道路交通に関する整備の方針が記載されたところに主要・都市・補助が書かれています。もしくは、道路ネットワーク図や道路管内図といったものにも書かれています。

ということで以上となります。参考になれば幸いです。

>>都市計画道路内での建築は都市計画法第53条許可が必要となります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【都市計画法第53条許可とは?】許可が必要な建築や許可条件など分かりやすく解説