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スタンディングデスクの時代と聞いて、建築士らしく手づくりしてみた【DIY】(木材通販のマルトクショップさんを利用)

こんにちは!やまけん(@yama_architect)です^ ^
YamakenBlogでは、建築や都市計画、不動産に関して業務に役立つ豆知識を発信しています♪

久々の投稿になってしまいすみません。他の仕事に追い込まれておりまして・・・(泣)

この記事では、スタンディングテーブルを手作りしてみた!という記事です。
建築基準法や都市計画法の記事じゃないんかい!とツッコミを入れたい方はスルーでお願いします・・・

木材は、木材通販大手のマルトクショップさんを利用させてもらっています。
木材の種類が豊富でかつ梱包が丁寧、さらに欠損等がほぼないのでとても重宝しています。
この記事を読んで良かったなと思ったらマルトクさんをご利用してみてください。




スタンディングデスクを手づくり

改めて、スタンディングテーブルつくりたい方向けの記事となっています。

正直、椅子に座ってばかりだと疲れません?? 人っていつから座る生き物になってしまったんだろ〜〜(笑) 

すぐに眠くなると寝ちゃうし(わたしだけか・・・w)、それにソファーがあるとすぐに横になりたくなるし(ソファーテーブルにするな!)で、デメリットが多い。

メンタリストDaigoさんもスタンディングで仕事をしているみたいだし、少しづつスタンディングの職場も増えつつあるようです(やまけんリサーチによるwww)

だからこそスタンディングデスクをつくってみたって感じです。

ということで解説!!まずは材料調達です!!

用意する材料

今回は、杉の集成材を使用しました。

杉は気乾比重値が低く、柔らかい材料ですので、特にこだわりがなくコストを抑えたいのであれば「杉の集成材」が最適です。なぜ集成材なん?って思った方、無垢材は反りと曲がりが生じるのであまりおすすめできなかったりします。
*今回の材料費としては1.5万円前後

現代は、ホームセンターで調達(種類が少ない)することも可能ですし、木材通販で材木屋さんから直接入手すること可能です。

まぁ、自分の好きな木材の種類とコストを勘案して選択!!これにつきます。

ちなみに、杉以外にも天板を桧や松、チェリー、ウォールナットなどにすることも可能です。とに書く自分の好きな材料にしてね!(←ちょっと言ってみたかったセリフw)

種別サイズ備考
天板400㎜×800㎜×25㎜杉以外の材料である桧やチェリーやウォールナット等でもOK
幅を1,000㎜以上とする場合はたわみ防止のため厚みを30㎜以上にするか、天板下に補強材(梁)を入れてね
脚部分100㎜×1,000㎜×40㎜高さは自分の身長に合わせてね
ちょっと高いかなぁ?くらいがちょうどいいサイズ
脚部分の上下固定板100㎜×400㎜×25㎜脚の固定板は最低でも300㎜以上としてね
(300㎜を下回るとテーブルが不安定になります。)
補強材(梁)適宜脚を固定するため使用
スタンディングテーブルをつくる場合の参考値

なお、どうしても無垢材を使用する場合には、反りや曲がりが出るため厚みを30㎜以上にすることをおすすめします。

反ったり曲がったりすると組立に支障が生じるので、DIY感をなるべく少なくしたい人向けです。ただし、当然ながら厚みを増すと木材のm3が増加するのでコストも上がります。

材料の固定方法

基本的には、コーススレッド(Coarse Thread)を使用しますが、ファインスレッド(Fine Thread)でもOKです。というのも固定できればいいのです。てかファインスレッドってあまり使わない用語のようですね・・・

ん・・・普通のビスって思ってもらえればOK

今回は、コーススレッドのうち半ネジタイプ(頭のところに溝が無いもの)のものを使用しています。その方が全ネジタイプ(全て溝有り)よりも2つの木材を確実に密接させることが可能です。引き付けって言うんですかね。

ヘッドの部分で打ち付けた相手の木材を引き付けて固定みたいなやつです。(自分で言っていてわかりにくい!! 気になる方はネットで検索してみてね)

▼こんなやつww ・・・雑

半ネジと全ネジの違い

また、補強材としてL型アングルを脚の固定に使用しています(ちょっとカッコ悪いのであまりおすすめできないかもですが、わたしも含め家具初心者には必須!)。

ちなみに、コーススレッドの施工制度を高めて繊細な仕上がりにするため下穴加工を行っています(しなくても柔らかい杉や桧であれば電動ドリルで簡単に打ち込めますが、見栄えが悪くなります。)

※硬度のある木材を使用する場合には、必ず下穴加工が必要!!
下穴加工については、ウッドデッキの設計に関した記事があるので、こちらの記事をご覧ください。
▷▷ウッドデッキをDIYで費用を抑えながら簡単につくる方法【建築士が考えてみた】

いずれにしても電動ドリルは必須ですが、性能が高いものを購入する必要はなく、1万円未満でOKです。一度、購入しておけば家具の修理や家の修繕に使用する機会に使えるので所有しておいて損はありませんww

施工方法

コーススレッドを打つ箇所は必ず位置出しを行うようにしてください。

数ミリのズレが家具に歪みを生じさせて使い勝手が悪くなる可能性があります。それにテキトーにやると見栄えが悪くなって、DIY感がめっちゃでますwww

DIYってだけで、なんか安っぽく感じてしまうのはわたしだけ?そうならないためにも安いもの感が出ないように、丁寧に作業するのがポイント。

こんな感じに下穴を開けます。

下穴加工

後は、半ネジをつかって締め付けていきます。←電動ドリルが無いと厳しいです。トルクをかけて確実に締め付けることがポイント!!

組立終わるとこんな感じ出来上がります。

最後に紙やすりで表面をなめらかにした上で鋭利な角を潰したら、蜜蝋で表面を仕上げます。

この蜜蝋を使うことでグっグっ〜〜っと家具に深みが出て高級感が出るのでおすすめです。なお、表面をしっかりと保護したいという方はウレタン塗装(透明)が最適です。。

まとめ

完成したスタンディングデスク


ということで今回は、以上となります。

家具屋さんに頼らなくても家具の作成は容易に可能です。

さらに手先が器用であれば作業スピードも上がりますから、図工が得意!!って方はチャレンジしてみてください。

とはいえ、高級家具のような曲線美を追求し始めるとそれなりに道具と施工時間を要しますし、何よりデザインに時間がかかりますから、そのあたりは悩みどころかと思います。

それではまた〜〜♪






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ABOUT US
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YamaKen都市計画(まちづくり)を通じて都市を美しくしたい人
【資格】1級建築士、建築基準適合判定資格者、宅建士など 【実績・現在】元役人:建築・都市計画・公共交通行政などを10年以上経験 / 現在は、まちづくり会社を運営:建築法規・都市計画コンサル,事業所の立地検討,住宅設計など