【高度地区とは?】都市計画法に定める高度地区を分かりやすく解説

この記事では、『高度地区』都市計画について分かりやすく解説しています。

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高度地区とは?

高度地区とは、都市計画法で定める地域地区(地域地区とは、代表とされる都市計画で用途地域や防火・準防火地域があります。)の一つであり、”建築物の高さ”を制限・誘導する都市計画となります。

高度地区とは、建築物の高さを制限・誘導する都市計画となります。
*建蔽率や容積率ではなく、”建築物の高さ”に関する制限

都市計画とはまちづくりを実現するためのツールの一つです。そのうち、高度地区とは、建築物の高さの最高限度(最低限高度地区)と最低限度(最低限高度地区)を定めます。

最低限高度地区・最高限高度地区

・最限高度地区:建築物の高さの最低限度を定める高度地区
・最限高度地区:建築物の高さの最高限度を定める高度地区

現在、全国222都市に441,082.3ha指定(このうち、東京都が最多)されています。
*出典:令和2年都市計画現況調査

なお、上記の指定面積のうち、最低限高度地区は、全国で指定されている面積は高度地区都市計画全体のわずか0.7%で、残りは最高限高度地区となります。

つまり、建築物の高さの制限を行っている地区が99.3%です。

最低限高度地区は、市街地の商業用地や駅前広場周辺など、特に土地の高度利用を図る必要がある地区について指定されており、東京都において多く指定されています。

最高限高度地区は、日照等の確保による良好な居住環境確保や景観保護が目的となります。

最高限度が定められることで、市街地全体として高さを抑えることが可能となるため、統一した街並みを形成することが可能となっています(高度利用を図ろうとする圧力が掛かることが前提)。

補足:高度利用地区との違い

よく建築士試験や宅建試験で出題される『高度利用地区』との違いは、高度地区都市計画が”高さ”に関して制限・誘導であることに対して、容積率や建蔽率の誘導・制限がメインとなる都市計画です。

詳しくはこちらの記事に書いてあるのでお読みください。






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