住宅の階段に関する規定(建築基準法施行令第23条関係)

こんにちは。山好き建築士です!

今回は、住宅建築を考えている方向けに、一戸建ての住宅の”階段”に関する規定を紹介します。

階段の幅や蹴上などは、建築基準法で細かく規定されているので、自分の好きなようにすることはできません。自由にしてしまうと、極端な階段ができてしまう可能性があるので、法で規定してます。

そのためにも、ちゃんと階段の規定を守るようにしましょう。
通常、建築士の設計が入るので、間違うことはまずないですが、建主さんでも、知っていて損することはないです。

では、さっそく、まとめです。

住宅に関する階段のまとめ

階段の種別 階段・踊場の幅 蹴上げ
(段の高さ)
踏面
(段の奥行き)
踊場の位置 踊場の踏幅
住宅 75㎝以上
(屋外階段:幅60㎝以上)
23㎝以下 15㎝以上 高さ4m以内ごと 120㎝以上
手すりの設置について(令第25条)

階段には、手すりの設置が必要(高さ1m以下の階段には適用しない)
▶︎ちなみに、手すり設置義務化は、平成12年6月1日施行の建築基準法施行令からなので、これ以前の住宅は、手すりが無いところがあるかもしれません。(既存不適格建築物)

階段・踊場の両側(手すり設置側を除く)には、側壁等の設置が必要

 

階段における手すりの高さは1.1m以上必要なのか

結論は不要。
▶︎1.1mという文言は、施行令第126条に記載されていますが、これは、第5章第2節が適用される建築物(住宅だと、3階建て以上か採光無窓建築物)にしか適用されず、さらに”階段”という文言は出てこないので、階段手すりを1.1m以上とする明確な根拠はありません。
しかしながら、令第126条の”バルコニーその他これに類するもの”として、吹き抜けに面する階段などは転落防止の観点から1.1m以上の手すりを設けるのが望ましいかもしれません。(最終判断は特定行政庁ですね・・・)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ここまで読んで頂きありがとうございました٩( ‘ω’ )و