建築物の定義(建築基準法)「土地に定着」するとは?

建築物の定義とは
土地に定着するとは何か
今回は、上記2点について解説したいと思います。
こんにちは。山好き建築士です!!

基本の”基”である、建築物の定義について解説します。

建築物の定義

まずは、法律から、

(用語の定義)
第2条 この法律において次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
一 建築物 土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)、これに附属する門若しくは塀、観覧のための工作物又は地下若しくは高架の工作物内に設ける事務所、店舗、興行場、倉庫その他これらに類する施設(鉄道及び軌道の線路敷地内の運転保安に関する施設並びに跨(こ)線橋、プラットホームの上家、貯蔵槽その他これらに類する施設を除く。)をいい、建築設備を含むものとする。
これだと、分かりずらいので、表にすると以下のとおり!
建築物(土地に定着する工作物のうち①から④のもの)
屋根+壁、屋根+壁 (これに類する構造のものを含む)
①に附属する門、塀
観覧のための工作物
高架の工作物内に設ける事務所、店舗、興行場、倉庫その他これらに類する施設

 

コンテナは建築物?

海上輸送等で使用する6ft or 12ftコンテナを倉庫に使用して設置したいと考えている方もいるかもしれませんが、基本的には、建築物になります。
※参考:国土交通省建築指導課長通知(平成16年国住指発第2174号)

土地に定着するとは?

まず分かっていただきたいのは、

固定しなければ → 建築物ではない これは、誤りです!!では詳しく説明します。

土地に定着という文言については、過去の判例において、

地面に埋設された基礎などがなくても、容易(随時かつ任意)に動かすことができないものは、土地に定着していると見なされると判断されているため、

例えば、簡単に動かすことができない規模の倉庫(仮に地面に置いただけで固定していないもの)でも、土地に定着しているとなるため、建築物に該当し、建築基準法への適用、さらには建築確認申請が必要になってきます。

つまり、建物と地面(基礎)を固定していなくても、”土地に定着”に当たるということもありえるので、注意しましょう。

まとめ

今回は、建築物の定義と、土地に定着について解説しました!
ここまでお読みいただきありがとうございました٩( ‘ω’ )و