こんにちは!はじめにお断りをしておきます。この記事は無益記事ですw
「もうこの土地は使わない(使えない)から売りたい」
けれど、市街化調整区域となっているから誰もが土地利用(建築)することができるわけではなく、原則として農林漁業従事者のための土地となっている。
じゃあ、売れないじゃん。どうすればいいの??
そんな風に悩んでいる方も少なくはないんじゃないでしょうか。
というかですよ。現代の抱える都市の課題の一つですよね。これが要因となって中山間地域の維持も困難となりつつある(なっているかも)。
けど〜よくよく考えてみると分かりますけど、市街化調整区域だから農地や山林が多いんですよね?
特に地方に言えると思いますが、これから人口が爆発的に増えて50〜100万人都市目指す地域なんですか?そうじゃないならまず諦めた方が良いと思いますよ。
ソーシャルディスタンスという用語が最近何かと聞くことがありますけど、大都市や地方都市の中心市街地で人口密度が100人/haを超えているようなら話は別ですけど、人との接触を減らす日常生活を送るために、市街化調整区域を市街化区域に編入して人口密度を低下されることが必ずしも正しいとはなりませんww
だってですよ、ワクチンが完成するのと都市構造が物理的に変化するのどちらが早いですか。
自然豊かな都市計画区域外に住みましょ♪
はい話は戻り、その貴重な財産を手放してまで市街地を拡大させたいってどういうわけなのかなーと思うのです。なんか上からですみません。
市街地を拡大させる功罪というのがあって、これ分からないで話している方がいるとちょっと萎えます。(今でも行政の頃の気持ちが残っているのかもですね〜話を聞く機会があると痛々しいです)
まずは自分が住んでいる地域の人口集中地区(DID地区)の人口密度を調べてみましょ。
その人口密度が、1haあたり40人を下回っていたら即刻諦めてください。ただし、もしその土地が市街化区域に隣接していて、なおかつその周辺地域が40人/ha以上で、かつ農用地外で、本当に本当に農業をやらないのであれば1度、行政に相談してみるといいかもしれません。
市街化区域についてはこちらの記事で理解を深めてください。
はい以上です。
じゃあ、もう荒地のままにしておくしかないじゃん!と思う方、はい、荒地というか緑にしておくか、農業をやりたいという方に貸してあげてください。
このあたりが都市政策と農業政策との連携の弱さで市街化調整区域の農地を持つ方の悩みの一つとなっていると思うのですが、農業サイドのコーディネーターが少ないことや類まれない不動の堅さを誇る農業制度のおかで農業をやりたくでもやれない人って結構いるんですよね。
農の話だけすると1記事では収まらないので次回にしたいと思います。
市街化調整区域を市街化区域にするということは、下水や水道、道路といったインフラ設備を新たに整備することになります。
新たに市街地を整備する分、他のエリアを市街化調整区域にして撤退させるなら話は別ですけど、これ以上、宅地用道路増やしてどうするのさ。(現在も人口が増え続けている地域には当てはまりません)
建築もそうですが、整備費よりもメンテンス費の方がかかるのですよ。つまり、将来の子どもたちの負担が増えるということ。
このような話をしても、市街化区域編入希望者には響かないかもですけど、とりあえずわたしの主張をしてみたかったのでブログにしてみました。
それではまた〜
Gerrit HorstmanによるPixabayからの画像