人口密度の求め方を分かりやすく解説

人口密度と一概に言っても、行政区域(市町村区域)、都市計画区域市街化区域DID地区(人口集中地区)によって見えてくる指標が異なるので、そのことを含めて求め方を説明していきます。

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はじめに、人口密度の求め方を解説しています。




人口密度の求め方

人口密度は、「人口÷面積」で求めることができます。

人口密度の求め方*出典:やまけんブログ

人口密度は、一定の圏域における人口を単位面積あたりとして計算したものです。

一般的には、ha(100メートル×100メートル)やkm(1,000メートル×1,000メートル)あたりで比較されます。

これにより、単位面積あたりに何人暮らしている方が分かるため、主に経済的な指標として利用されることが多いです。

例えば、飲食店の出店場所を考える場合、単位面積あたりの人口が多い地区であれば人口が少ない地域に比べて見込み客(集客力)が多くなります。

そのため、一定の圏域内の人口が多い方が立地場所として選択しやすくなる傾向にあります。当然、店舗毎の魅力が異なるため一概には言えない部分もありますが、一般的には人口密度(集積状況)を勘案して立地場所を選択する傾向にあります。

ここからが大事なところですが、人口密度と言っても”どの地区”によって得られる指標が異なることに注意が必要です。通常、人口密度の高さは、DID地区の人口密度が最も高く、その次に市街化区域、都市計画区域、行政区域と続きます。

通常、経済的な指標を見る場合には、DID地区や市街化区域の密度を見ます。というのも、これら区域が多くの人口を占める(平均して行政区域全体の7・8割以上は市街地部に居住)ためです。

また、多くの人口を有する地区で、なおかつその区域の人口密度を見ることが都市のステータスにもなります。

ちなみに東京都の人口密度はどうなっているかというと、次のようになっています。比較として、全国平均と比べてみます。

参考:東京都の人口密度

東京都全国平均
都市計画区域内人口密度79.4人/ha11.7人/ha
市街化区域人口密度127.6人/ha61.6人/ha
DID地区(人口集中地区)人口密度123.8人/ha68.0人/ha
人口密度の比較*令和2年都市計画施行状況調査

東京都の人口密度は非常に高いです。全国平均の約2倍の状態です。
なお、市街化区域の人口密度とDIDの人口密度はほぼ同じなのは、DID地区=市街化区域となっているためであり、それだけ人口密度が高いという結果の現れます。

DID地区(人口集中地区)についての詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。






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